ミドル級。
ジャカレイは現王者ウィテカー、次期挑戦者のロメロに敗れている。ロメロはロックホールドにKO勝ちしたが、1ポンドオーバーのノンタイトル戦でも体重を落とせずキャッチウェイトになった試合での勝利。それでジャカレイよりもタイトル挑戦が優先されるのは解せないが…。ウィテカーに敗れた後、肩の手術で欠場していたが、再起戦ではデレク・ブランソンにKO勝ち。
ガステラムは3連敗中の元王者ワイドマンと対戦し、1Rにパンチでダウンを奪ったものの、2R以降盛り返され、3Rにテイクダウンからの肩固めで初のタップ負け。次戦の上海大会ではGSPにタイトルを奪われたばかりのビスピンと対戦しKO勝ち。
ジャカレイタックル。正面過ぎて切られた。ケージに押し込んでいくガステラム。入れ替えるジャカレイ。ボディに膝を入れる。しこからシングルレッグに。片足でこらえてパンチを入れるガステラム。ジャカレイなんと足関。回転して抜こうとしたが、そこで上を取り返すジャカレイ。サイド。マウントに移行。ハーフに戻したガステラムだがすぐ足を抜いてまたマウント。バックを取られないように返そうとするが返せないガステラム。亀になろうとするタイミングで腕十字に入ったジャカレイ。クラッチして耐えているガステラム。鉄槌を入れながらクラッチを切りに行くが、肘を抜いて外したガステラム。すぐさま上から殴ろうとしたガステラムだが1R終了のホーン。
1Rジャカレイ。
2R。ミドルを蹴るジャカレイ。右がヒットするとタックルに。しっかり切ったガステラム。スタンドでジャブを入れながらプレスしていく。ジャカレイもジャブから右ミドルを打ち込む。前に詰めて四つに組むがガステラム引き剥がした。ジャカレイ前蹴り。タックルは切られたがその後のパンチ連打がヒット。ガステラムもらっても下がらず出て消えパンチを打ち込む。ハイペースの試合にジャカレイちょっと疲れてきた。ワンツーが入ってジャカレイダウン！ガステラムパウンド連打。ガードで凌ぐジャカレイ。ガステラム離れてスタンドを要求。右ミドル・右ハイを入れるジャカレイだがスピードが落ちている。距離を詰めるガステラム。ワンツーがヒット。ジャカレイ前に出て左を打ち込みヒット。右も入った。しかしガステラムもパンチを打ち返す。ヒット数は互角だがダメージを与えているのはガステラム。ホーン。
2Rガステラム。
3R。前に出てパンチを打ち込むガステラム。ジャカレイのタックルは切る。しかしジャカレイ距離を詰めていく。右がヒット。あたってはいるがダメージは浅いか。またタックルに入るが切られた。ふらつき気味のジャカレイ。口が開いている。それでもパンチ・蹴りを出すジャカレイ。ケージに詰めてシングルレッグに。足をかけて倒したがガステラムすぐ立つ。バックに付こうとしたが前に落とされた。スタンドに。ガステラムもさすがに疲れているが出ていく。パンチの打ち合い。ガステラムがジャブをヒットさせる。ジャカレイもワンツーを入れた。残り1分でヒット数では若干ジャカレイだが、インパクトではガステラムか？ジャカレイタックル。倒したがすぐ立たれた。ガステラムが残り10秒でラッシュ。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28の2-1でガステラムがスプリット判定勝ち。
Kelvin Gastelum def. Ronaldo Souza :: UFC 224 :: MMA Decisions
海外サイトの採点もほぼ真っ二つ。ブラジル以外でも割れてもおかしくない接戦だったがガステラムが勝利。ジャカレイの地元ブラジルの判定だけに文句は言えないところ。しかし、後半の失速にはジャカレイの衰えを感じてしまった。これでタイトル挑戦への道はかなり厳しくなった。
