格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN129:オッズ/予想と展望

デミアン・マイア 4.25
カマル・ウスマン 1.25
アレクサ・グラッソ 3.80
タチアナ・スアレス 1.25
ジャレッド・キャノニア 3.05
ドミニク・レイエス 1.35
ディエゴ・リヴァス 1.61
ギド・カネッティ 2.25
ヴェロニカ・マシード 3.45
アンドレア・リー 1.30
ヴィセンテ・ルケ 1.48
チャド・ラプリス 2.60
ザク・カミングス 1.56
マイケル・プラゼレス 2.40
ブランドン・モレノ 1.95
アレッシャンドリ・パントージャ 1.74
ポリアナ・ボテーリョ 1.56
近藤朱里 2.40
ガブリエル・ベニテス 1.57
ウンベルト・バンデナイ 2.35
エンリケ・バルゾラ 1.56
ブランドン・デイヴィス 2.40
ヘンリー・ブリオネス 3.00
フランキー・サエンツ 1.36
クラウディオ・プエレス 3.20
フェリペ・シウバ 1.33

UFC初のチリ大会。開催地としては21ヶ国目となるが、チリ人ファイターはメインカードに出場するディエゴ・リヴァス1人のみ。約500人いるUFC契約選手のうち、1人しか選手がいない国は33ヶ国あるが、UFCがイベントを開催するのはチリのみ。なぜ開催するのかは良くわからない。1万2千~5千くらいのキャパのチケットが8~9割は売れているので、そこそこUFC人気はありそうだが、逆に初進出なのに完売するほど人気というわけでもない。例えば、来週のリバプール大会は、早々にチケットが売り切れている。

チリはブラジルの隣なので、柔術MMAがそこそこ普及しているのでは?と思ったが、ローカルイベントはそんなにはない模様。選手もリヴァス以外はメジャー級の選手はいない。今回もブラジルの選手出場が多いかと思ったが、先週のリオ大会であらかた出たので、ブラジル以外の中南米の選手が多い。

メインは当初カマル・ウスマン vs. サンチアゴ・ポンジニッビォだったが、アルゼンチンのポンジニッビォが負傷欠場。代役として、タイトル挑戦経験のあるデミアン・マイアがウスマンと対戦する。しかし、マイアはここまで2戦続けてレスラー相手にタックルを切られ続けて連敗中なのに、ここでまたレスラーのウスマンとの対戦では相性が悪すぎる。オッズも上位ランカーのはずのマイアが今大会一番のアンダードッグになっている。UFC7戦全勝のウスマンは初の5R戦なのが唯一の不安要素か。

ウスマン判定勝ちと予想するが、マイアの一本勝ちを期待。

ほぼアメリカ大陸在住の選手ばかりが出場する大会で、唯一アジアから出場するのがUFC2戦目となる朱里。相手はブラジルのポリアナ・ボテーリョで、ほぼアウェイ。MMAは7戦目だが、キックとプロレスでは試合経験豊富な朱里だが、海外でのアウェイの試合は初めて。

ボテーリョはUFC女子ストロー級最長身の172cmで、しかも細身ではなくがっしりとした体型というフィジカルの強さが武器。UFC初戦はテイクダウンを仕掛けてくる相手をひたすらケージでこらえて肘を入れるという展開で判定勝ち。柔術は青帯で、ローカル時代の勝利はすべてKO勝利だが、相手のレベルは不明。

打撃勝負になりそうだが、パワーとリーチの差が厳しい。アウェイでどこまで力が出せるか。昨年の日本大会で勝った日本人選手は、その後海外で阿部・夜叉坊・K太郎が全員判定負けで3連敗中。アウェイでも勝てる日本人選手に出てきて欲しい。

第1試合開始は20日朝7時半。速報します。