格闘技徒然草

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RIZIN.11:60kg契約で堀口恭司 vs. 扇久保博正の再戦が決定

堀口 vs. 扇久保の再戦が決定

60kg契約(肘有り) 1R10分・2R5分
堀口恭司 vs. 扇久保博正

両者の対戦は5年前の修斗で、当時王者の扇久保に堀口が挑み、堀口が一本勝ちした試合以来。堀口は9月からキックのトーナメントへの出場が決まっているタイミングで、扱いとしては調整試合に見えてしまうが、下手に無名の外国人を連れてくるよりはずっといい。

ただ…なぜ60kg?バンタム級GPリミットの61kgでも、フライ級契約でもいいと思うが、60kgなのは意味がわからない。5年前に対戦した時は60kgの修斗フェザー級だったが、それに合わせたわけでもないだろう。

http://www.boutreview.com/3/news/item_6114.html

(いつもの56.7kgよりも重い60kg契約は問題無い?)減量は楽になるので、そこはいいんですけど、堀口選手と戦えるのなら何kgでもいいと思いました

扇久保がこう言っているということは、少なくとも扇久保のリクエストではない模様。堀口がもうフライ級まで落ちないとか?だとしたら実質体重ハンデになる。キックのトーナメントは58kg前後とも言われているが。

あとこのタイミングで1R10分・2R5分の変則ラウンド制を復活してきたのもなぜなのか。RIZIN.10では全試合5分3Rだったのに。どちらでもいいが、混ぜて両方やるのは良くない。わかりにくい。

キックトーナメントについて

【RIZIN】那須川天心と堀口恭司出場の立ち技世界最強決定トーナメント、両者の対戦は大みそか準決勝に - eFight 【イーファイト】 格闘技情報を毎日配信!

その中で注目の一戦となる那須川vs堀口について、榊原実行委員長は「決勝で当たるのではなく準決勝の方がいい」と、両者が1回戦を勝ち上がれば大みそかの準決勝で当たるトーナメント組み合わせにしたいとした。

「天心vs堀口が見たいと思って組みましたが、トーナメントなのでその対決が実現しない可能性はあります。でも、堀口選手がキックルールで勝ち上がるのは見てみたい。トーナメントで雌雄を決するのはワンマッチと違うダイナミズムがあります」

むしろ天心 vs. 堀口以外見たくない。「トーナメントで雌雄を決するのはワンマッチと違うダイナミズムがある」というのはそれに見合った強豪相手に勝ち上がった場合の話で、RIZINはそんなにリスクがある選手を連れてこれないだろう。他競技の実績はあるけどキック経験に乏しい咬ませ犬を連れてきても出来レースにしか思えない。

と、マニアは考えるかもしれないが、実際RIZINで天心が勝ってきた相手はMMAでもキックでも強豪と言える選手は一人もいなくて、それでもあれだけ人気が出ていることを考えると、実績だけ盛った選手を連れてきて咬ませ犬にするのが地上波格闘技的には正解なのかもしれない。