格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN130:オッズ/予想と展望

スティーブン・トンプソン 1.63
ダレン・ティル 2.40
ニール・マグニー 1.19
クレイグ・ホワイト 5.15
アーノルド・アレン 1.38
マッズ・バーネル 3.20
ジェイソン・ナイト 1.74
マクワン・アミルカーニ 2.15
デイビー・グラント 2.85
マニー・バミューデス 1.44
エリック・スパイスリー 1.53
ダレン・スチュワート 2.65
クラウディオ・シウバ 3.05
ノーディン・タレブ 1.35
ダニエル・ケリー 3.00
トム・ブリーズ 1.36
ブラッド・スコット 2.60
カルロ・ペデルソリ 1.48
ジリアン・ロバートソン 2.90
モリー・マッキャン 1.37
エリアス・テオドロウ 1.24
トレヴォー・スミス 4.00
ジナ・マザニー 2.25
リナ・ランズバーグ 1.61

UFC初のリバプール大会。チケットは早々に完売。

メインは地元リバプールのダレン・ティルが、タイロン・ウッドリーの王座に2連続で挑戦し、1敗1分けだったスティーブン・トンプソンと対戦する。

ティルは元々は地元でキックボクシングをやっていたが、MMAプロデビュー前にブラジルに移住。MMAプロデビューからUFCデビューまで、3年半ブラジルに住んで試合経験を積んできた。UFC2戦目以降はヨーロッパでの試合が続き、アイルランドスウェードン・オランダ・ポーランドで4戦している。今回が地元イギリスでの初MMAとなる。

ムエタイ・キックがベースで、長いリーチを武器に肘も有効に使うストライカーのティル。前回はドナルド・セラーニを1RでKOしてみせた。後半のスタミナ切れで3Rに追い上げられドローとなったニコラス・ダルビー戦以外は全勝で、ここまで16勝1分け(うちUFC4勝1分け)。

対するトンプソンはローキックなしのアメリカン・キックボクシングがベース。地味だが有効なローキックが無い分、バックスピンハイキックなどの派手な蹴り技が有効。UFCでもジェイク・エレンバーガーをバックスピンハイキックでKOしている。キャリア初期でグラウンドに穴があった頃の敗戦を除き、敗れた試合は王者タイロン・ウッドリーとの両者見合いが続いて判定となった試合のみ。Bellator王者となったローリー・マクドナルドも打撃で上回り判定勝ちしている。

お互い、組みに来る相手を打撃で仕留めるのには長けているだけに、打撃で上回ってしまえば、相手が組み技に活路を見出そうとしてもそれを許さないだろう。つまりは打撃で上回った方が勝つという試合になる。キックボクシングのティルとは距離感の違うトンプソン。ベーシックなムエタイスタイルのティル相手なら、同じタイプとの対戦経験が多い分、戦いやすいのはトンプソンだろう。

トンプソン判定勝ちと予想。

第1試合開始は日本時間27日日曜日の夜10時半より(ただし、アーリープレリムが2試合しか無いので、今から追加カードがなければ夜11時に変更になると予想される)。メインカード6試合は翌日の午前2時開始予定。全試合終了は朝5時頃になる。

速報します。