格闘技徒然草

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UFN130:第2試合・ジリアン・ロバートソン vs. モリー・マッキャン

女子フライ級だったが、マッキャンが1ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

TUFの女子フライ級初代王座決定トーナメントに出場したロバートソンは、事前ランキング15位で、トーナメントでは一回戦負け。TUFフィナーレではタックルでテイクダウン→バックマウント→反転され下になったがガードからの腕十字で一本勝ち。MMAのキャリアはまだ6戦で4勝2敗。

地元リバプールのマッキャンだが、メインのティルとともに、地元勢のみが体重オーバーしてしまう失態。本計量後、1時間以内の再計量が認められていたが、再計量でも体重が全く落ちていなかった。今年、UFCで体重オーバーしキャッチウェイトとなった試合はすべてオーバーした選手が勝っているというデータがある(6戦6勝)。現在28歳だが、5年前に行われたUFC初の女子マッチ・ロンダ・ラウジー vs. リズ・カモーシェを見てMMAを始め、UFCまでたどり着いた。MMAは7勝1敗で、アマチュアボクシングで国内王者になっている。

地元マッキャンに歓声。相手のロバーソンにはブーイングというのはいつもの光景だが、体重オーバーしているのがマッキャンなのにこれはどうかと思う。

オーバーしている割に腹回りが緩めなマッキャン。ボクシングで打ち合う。左右のフックを打ち込むマッキャン。ロバートソンシングルレッグに。テイクダウン成功。ハーフ。パスしてサイド。マウントに。パウンド・肘を落としながら腕十字のセットアップ。ディフェンスしているマッキャンだがバックを取られる。正対してハーフに戻すがパウンドを打ち込まれてまたマウントを許す。残り30秒。チョークはディフェンスするマッキャン。ロバートソン仕留めきれず1R終了。

1Rロバートソン。マッキャン、グラウンドは駄目そう。

2R。ロバートソン、タックルから巴投げでテイクダウンを狙ったが組み付かせないで引き剥がしたマッキャン。しかし今度はシングルレッグから引き込んで潜りスイープ。マウント。ケージを蹴って脱出しようとしたマッキャンだがバックマウントに。チョークを狙う。パームトゥパーム。喉元に入った。マッキャン落ちた。

2試合続けてグラップリングでいい動きを見せたロバートソン。今回はマッキャンの寝技がザルすぎただけという疑惑もあるが。