格闘技徒然草

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UFC131:第1試合・ジャレッド・ブルックス vs. ホセ・トーレス

フライ級。

ストロー級世界最強の一人で、WSOF-GCでは猿丸ジュンジに圧勝、パンクラスでも潤鎮魂歌を強烈な打撃でKOしたブルックス。アメリカではストロー級が無いため、階級を上げて試合をしていたが、昨年念願のUFC契約を果たした。しかし7月のUFCデビュー戦は0勝1敗の相手にスプリット判定勝ち。10月の2戦目はデイヴィソン・フィゲイレードとの無敗対決では、僅差であったが判定負けで初黒星を喫している。UFCでは打撃で抜きん出ていないので苦戦している。

ホセ・トーレスはアマチュアMMA世界大会を2連覇し、プロデビューから3戦目でTitanFCの王座を獲得。本人もUFCとの契約を熱望していたが、なぜかUFCから声がかからず、バンタム級のタイトルも獲得したがUFC参戦は果たせなかった。今回、欠場選手の直前の代役という形でようやくUFC参戦が決まったが、若くてフィニッシュ力もあるトーレスがなぜこんなに悪い扱いなのかは謎。

距離を取りヒット&アウェイでパンチを入れていくブルックス。タックルに入ったがトーレス受け止めた。離れる。ブルックスの右がヒット。トーレスワンツー。ブルックスのバックブローがヒット。さらに2発目の逆回転のバックブローが顎にヒットしトーレスダウン!がぶったブルックス。亀のトーレスの肩口に膝を入れていく。立たせて頭部に膝。離れた。ブルックス距離を取りステップ。右がヒット。間合いを詰めていくトーレスブルックスパンチからタックル。テイクダウン!バックマウント。トーレス背負って立った。背負われたまま四の字バックにしてチョークを狙うブルックス。顔の上から絞めてフェイスロック。しかしディフェンスしているトーレス。ホーン。

1Rブルックス

2R。ブルックス高速タックル。スタンドでバックに回ったが、パンチを打ち込み離れる。またトーレスがパンチで追いかけていく展開。ブルックスバックブロー。しかしトーレスがバックブローのタイミングで組み付いてバックを取る。スープレックスで投げるが倒されずに立つブルックス。正対。ケージに押し込んでシングルレッグに入るが、離してバックブロー。これは浅かった。サークリングで距離を取りながら、距離が詰まるとブルックスがパンチを入れていく展開。トーレスの打撃はヒットが少ない。ブルックスタックル。止められた。トーレスボディに膝。ケージに押し込んだブルックス、タックルでリフトすると水車落とし。が、動きが止まったのはブルックストーレスすかさずバックに回りパウンド。KO!

スローで見ると、水車落としで投げた際にブルックスが自分で頭を打っている。それでほぼKO。優勢に試合を進めていたのに悲しすぎる自爆…。

トーレスはダウンもしてタックルも取られ厳しい展開だったが、相手のミスから逆転KOして無敗をキープ。運を持ってる。