格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC225:オッズ/予想と展望

ロバート・ウィテカー 1.43
ヨエル・ロメロ 2.95
ハファエル・ドス・アンジョス 1.80
コルビー・コヴィントン 2.05
ホリー・ホルム 1.39
ミーガン・アンダーソン 3.15
アンドレイ・アルロフスキー 3.35
タイ・ツイバサ 1.36
CMパンク 2.90
マイク・ジャクソン 1.43
アリスター・オーフレイム 2.45
カーティス・ブレイズ 1.61
クラウディア・ガデーリャ 1.19
カーラ・エスパルザ 5.15
リカルド・ラマス 2.40
ミアサド・ベクティック 1.56
ラシャド・コールター 1.51
クリス・デ・ラ・ロチャ 2.55
ラシャド・エヴァンス 3.60
アンソニー・スミス 1.31
ジョセフ・ベナビデス 1.41
セルジオ・ペティス 3.05
クレイ・グイダ 2.40
チャールズ・オリヴェイラ 1.56
マイク・サンチアゴ 1.91
ダン・イゲ 1.77

来月の独立記念日ウィークを前に、バラエティに飛んだ盛りだくさんのカードを組んできたUFCナンバーシリーズ。

メインはミドル級王者ウィテカーの防衛戦で、ウィテカーにとっては暫定王座決定戦に続いて連戦となる。本来、2月にルーク・ロックホールド相手に防衛戦を行う予定だったが、ウィテカーが感染症のため欠場。急遽、ロメロとの暫定王座決定戦に変更となったが、ここでロメロが体重オーバー。ロメロが勝った場合にはノンタイトル戦扱いでタイトル獲得ならずという変則王座戦となり、体重オーバーのロメロが3RKOで勝ってしまった。それでも次期挑戦者はロメロ。計量失敗してもチャンスが与えられることに納得がいかない。

41歳になったロメロ。前回は接戦だったが、若い選手に負けた場合、再戦ではさらに差がつく法則から言って、今回もウィテカー有利か。ロメロは減量も相当きつくなっていそう。

ウィテカーKO勝ち。

ロメロの体重オーバーが心配なのか、セミでは無理矢理ウェルター級の暫定王座決定戦が組まれている。ウェルター級王者ウッドリーが現在手術を受けて欠場中ではあるが、夏には復帰できる見込みで、わざわざ暫定王座を制定するほどではない。

ウェルター級転向後3連勝中のRDA。体格的にはライトでも大きくない方だが、今の所ウェルターでも不利は感じさせていない。ムエタイの強さにますます磨きがかかっている。相手はトラッシュトーカーのレスラー・コヴィントン。特にブラジル人に対する差別発言が問題となっており、この試合も5月のブラジル大会で予定されていたが、そのためか今回に延期となっている。

テイクダウンからの塩漬けが武器のコヴィントンだが、前回はマイア相手にひたすらスタンドキープに徹して判定勝ち。柔術家相手にテイクダウンするリスクは冒さなかった。ただし今回は打撃も強いRDAが相手。スタンドではコヴィントンが不利だろう。テイクダウンで攻めるか、スタンド勝負になるかはコヴィントンの作戦次第だが、どちらでも楽な試合になりそうにはない。

RDA判定勝ち。

メインカードではCMパンクのMMA2戦目が組まれている。2年前の試合からどれくらいトレーニングを積んできているのか。ちゃんと練習していて強くなっているならもっと早く試合が組まれそうなものだが。相手はパンクのMMAデビュー戦で戦ったミッキー・ガルにこちらもMMAプロデビュー戦で秒殺一本負けしているマイク・ジャクソン。こちらも前回の試合後からMMAの試合には出ていない(ムエタイの試合は行っている模様)。UFCで組むための最低限のラインに到達していない試合。

パンクがメインカードで、アリスターの試合がプレリム扱いなことが物議を醸しているが、それ以上に扱いが悪いのがフライ級ランキング1位べナビデス vs. 5位ペティスの試合で、アーリープレリムの第3試合に組まれている。5年前にDJに敗れてから6連勝中のベナビデスは昨年膝を負傷し1年半ぶりの復帰戦。上位ランカーにもほとんど勝っているのに、いつまでもタイトル戦が組まれない、堀口以上の扱いの悪さ。2位ヘンリー・セフードが判定勝ちしたペティスはしっかり仕留めないと、またチャンスが遠のくことになりそう。

第1試合開始は10日朝7時15分から。速報します。