格闘技徒然草

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ONE:DEEPフライ級王者和田竜光、松嶋こよみ、下石康太、上久保周哉がONE Championshipと契約

fight.abematimes.com

タイトルの4人の他、ミャンマー大会でミドル級王座に挑戦する長谷川賢の契約も改めて発表されている。

和田は3月のDEEPで高橋誠相手にフライ級王座を防衛。試合後にRIZIN出場を熱望していたが、RIZINはトップの堀口がバンタムで戦っていることもあり、フライ級自体が行われなくなっている。UFCでもフライ級ファイターの新規契約は難しい状態。そうした中でのONE参戦選択か。

松嶋は4月にパンクラスフェザー級暫定王座決定戦に出場したが、ISAO相手に反則のグラウンド顔面膝を入れてしまい反則負け。かねてからUFC出場を目指していた松嶋だが、ここで黒星がついたことでUFCとの契約は大きく後退することになった。将来的なUFC出場を諦めたわけではないだろうが、まずはONEでの戦いを次の舞台に選んだ。ONEフェザー級にはすでに朴光哲が参戦している。

下石は3月までRoadFCのライト級100万ドルトーナメントに参戦していたが、準決勝で惜しくも敗退。RoadFCで戦い続けるにしても一から実績を積み直す必要があり、新たな戦場からのオファーはちょうど良かったか。ライト級は元王者青木とその青木のタイトルに挑戦経験のある安藤がいて、日本人同士の争いも熾烈になってきている。

上久保はこの中ではタイトル挑戦経験もなく実績は劣るが、まだ25歳と若くこれからの選手。4月にアブダビで行われたフェニックスFCに出場予定だったが、スケジュールの都合で試合が消滅している。

これまで日本人選手は獲得しても飼い殺しにされがちだったが、Abemaでの中継復活とともに毎大会日本人選手2選手が起用されることが決まっており、来年3月に行いたいという意向のONE日本大会に向けて着実に地盤固めをしつつある。