格闘技徒然草

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UFC225:第2試合・クレイ・グイダ vs. シャーウス・オリヴェイラ

ライト級。

UFC26戦目の大ベテラン・グイダ。名勝負製造機で、ネイト・ディアス、ハファエル・ドス・アンジョス、アンソニー・ペティスら、後のトップ選手をブレイク前に倒している。もうすぐタイトル挑戦のポジションまで行ったが、ベンヘンとメイナードに連敗したことでフェザー級に転向。が、フェザーでは3勝4敗と結果を残せず。ライトに戻ってからは2連勝中だが、悲しいかな半分レジェンド枠に入っているイメージがついてしまっている。地元イリノイ州出身。

当初はボビー・グリーンと対戦予定だったが、試合10日前にグリーンが欠場。代役としてチャールズ・オリヴェイラが緊急出場。20歳でUFCデビューしたかつてのプロスペクト・オリヴェイラは、フェザー級では12試合で5度のファイトボーナスと4度の体重オーバーという良い時と悪い時の差が激しい内容で、結局ランキング上位に絡むことは出来なかった。前々回からまたライト級に戻したが、前回はポール・フェルダー相手に2Rで早くもスタミナ切れ。引き込んでパウンドを打たれて敗れた。ライト級トップクラスの極めの強さはあるが、波が大きすぎる。

打撃戦。オリヴェイラも鋭いパンチを打っていく。ローの蹴り合い。パンチから組み付いてくるグイダに膝。パンチで出るとグイダタックルに入るが、オリヴェイラはスタンドでギロチンに捕らえて引き込むとそのままクローズドで絞めてタップアウト!

地元勢が連敗。今日はいい時のオリヴェイラだった。