格闘技徒然草

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UFC225:第6試合・リカルド・ラマス vs. ミアサド・ベクティック

フェザー級。ラマス7位、ベクティック11位。

フェザー級UFCファイターでは4番目に年長の36歳ラマス(1位は39歳のメイナード)。デビュー5戦目までがローカルプロモーションでの試合で、その後はWECに参戦。UFCに参戦すると同時にフェザー級に落としている。UFC戦績は9勝4敗で、4年前に当時絶対王者だったジョゼ・アルドのタイトルに挑戦したが判定負け。前戦は昨年12月のジョシュ・エメット戦で、計量で2.5ポンドオーバーしたエメットに、序盤から乱打戦に持ち込まれてKO負け。キャリアでここまで連敗はない。レスリングバックボーンで打撃も極めもあるオールラウンダー。地元シカゴ出身。

無敗でUFCと契約し4連勝したベクティックだが、中堅ファイターと思われていたダレン・エルキンスに圧倒しながらも仕留めきれず、3Rに逆転KO負けで初黒星。しかし前回はボディブローで1RKO勝ちして再起を果たした。MMAを始める前には空手を学んでいる。

間合いを詰めていくラマス。ベクティックのパンチにタックルを合わせた。ケージでこらえるベクティックにボディロックから投げを狙う。耐えたベクティック。入れ替えて膝を入れる。離れたラマス。ラマスの左ハイにパンチをあわせたベクティック。ラマススリップ。すぐ立つとケージに押し込む。投げたベクティック。ラマスギロチンを狙ったが首を抜かれる。立とうとするラマスをボディロックして立たせない。ようやく立ったラマス。離れた。残り20秒。ラウンドを落としているならここで攻めなければいけないが、両者出ていかない。ホーン。

1Rはベクティックか。

2R。パンチを打ち込むラマスだがベクティックが連打を返す。ラマスのタックルを切ってベクティックが逆にシングルレッグ。しかし倒されないラマス。四つでの膝の打ち合いからベクティックがケージに押し込んだ。離れたラマス。ラマスシングルレッグに。ベクティックの左足をクラッチしたががぶったベクティック。離れ際にバック肘を放つラマス。残り1分。飛び込んでパンチを入れるラマスに対しベクティックは連打を返す。センチャイキックを見せるラマス。ホーン。

2Rは僅差。ベクティックが押し込んでいたが、ベナビデス vs. ペティスでも押し込んでいたベナビデスにポイントを入れなかったジャッジもいたのでわからない。

3R。パンチからまた押し込んだベナビデス。シングルレッグを狙ったが倒せず。ラマス離れる。ラマスバックスピンキックを放つがベクティックに背中を向けたところで組み付かれ倒された。ベクティックは肩固めのセットアップ。ラマススイープしたがそこからギロチンを狙って引き込むとすぐ首を抜かれて下になってしまう。しかしラマス下からまたギロチンへ。会場沸くが入ってない。抜けた。立ったラマスだがボディロックされている。ベクティック正対するとアナコンダの体勢でまたギロチン狙い。引き込もうとしたがギロチンがすっぽ抜けて下に。ベクティックが上をキープしたままタイムアップ。

判定割れた。29-28、28-29、30-27ベクティック。またもスプリットで一人が30-27。まあ2,3Rは僅差なのでありえる判定だが。

地元勢勝てず。