格闘技徒然草

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UFN132:第1試合・キム・ジヨン vs. メリンダ・ファビアン

女子フライ級。

JEWELSバンタム級王者のジヨンだが、UFCのここまでの2戦はいずれも手数が少ない内容。にもかかわらず試合後には勝利を確信したようにガッツポーズ。初戦で負けた時に信じられないという表情をしていたので、本気で勝っていると思っていたのだろう。2戦目はスプリット判定勝ちしたが、メディアスコアはほぼ相手を支持しており、やはりポイントメイクを理解していないのではという疑問が残る。ボクシングで東洋太平洋、キックでは韓国王者になっている。

ファビアンはTUFの女子フライ級王座決定トーナメントに出場したが一回戦負け。フィナーレ大会ではハイキックでダウンを奪う場面もあったが、ケージつかみの減点もあってドローに終わっている。ケンポーで2度世界王者になっているとのこと。

ジヨンのジャブ、ワンツーがヒット。ボクシング合戦。ジヨンの右を交わしてファビアンが右を入れる。ファビアンはパンチとロー。ジヨンの右がクリーンヒット。ファビアンのパンチも鋭い。ジヨンの右をもらって首が後ろにのけぞったファビアン。効いたのか組み付いて凌ぐ。ケージに押し込む。ジヨン膝。ホーン。

1Rジヨン。

2R。ファビアン組んでケージに押し込むがジヨンがダブルアンダーフック。押し込まれたままだがボディに膝を入れる。離れたファビアン。また打撃戦。ジヨンがプレッシャーを掛けていく。リーチの差があるためか、ジヨンのパンチが強くヒットしている。また右。右のトリプルを打ち込むジヨン。また首がのけぞるファビアン。組みに行ったファビアンだが潰されて下になる。ホーン。

2Rジヨン。

3R。ジヨンのパンチを貰うファビアン。打撃戦を続けるファビアンだがやはりパンチでは攻勢を取れない。ファビアン組んで押し込むがまた両脇を差される。押し返して入れ替え要素するジヨン。ケージに押し込むのはファビアンだが時間がない。このままなら負けるファビアンだが押し込むのみでタイムアップ。

29-28ジヨン、29-28ファビアン、29-28ジヨン。スプリットでジヨンの勝利。割れたのは1Rか?