格闘技徒然草

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UFN132:第2試合・ジェネル・ラウサ vs. 佐々木憂流迦

フライ級。

フィリピンのラウサはもっとも会場に近い出身選手。ストライカーだがテイクダウンされると何も出来ないという、UFCにあるまじきレベルの選手。本来はアシュカン・モクタリアンと対戦予定だったが、モクタリアンの負傷欠場により佐々木憂流迦との対戦に。

4月に組まれていた試合が計量直前に相手の負傷欠場(計量前の段階で大幅体重オーバーしていたという話も)で消滅した佐々木。今回は欠場選手の代役のため第2試合という扱いだが、プレリムでも後ろの方で試合をしていいレベル。ラウサ相手なら寝ても立っても圧倒しないと駄目だろう。

ダッシュで距離を詰めた佐々木がタックル。ダブルレッグ。しりもちまでつかせた。ケージを背に立とうとするラウサ。立った瞬間にダブルレッグで倒した。背中を付けたラウサ。佐々木がサイドを狙うが完パスはなんとか防いでいる。立たれたがまたすぐタックルにいく佐々木。ラウサこらえて肘を打ち込む。しかし倒した。背中を向けて立とうとするラウサを追いかけて組み付く佐々木。ラウサ正対。蹴り離して立った。そこにまた組み付いていく佐々木。また倒した。パス成功。マウント。残り30秒。パウンドを打ち込む佐々木。腕十字を狙ったが足を首に絡めて凌いだラウサ。ホーン。

1R佐々木。

2R。佐々木のハイにパンチを合わせたラウサ。組み付いてくる佐々木をかわす。ラウサのローでバランスを崩した佐々木。ケージに詰めてタックル。しかし切られた。佐々木ちょっと疲れてきた?ボディにパンチを入れるラウサ。佐々木タックル。シングルレッグで足をクラッチして倒した。パスしてサイド。マウントに。パウンド。バックに回った佐々木。チョーク。タップアウト。

相手が寝技に穴があるためか、テイクダウンにこだわった佐々木。相手のレベルがもうちょっと上ならどうだったのかと思う場面もあったが、さすがにこの相手とはレベルが違う。