格闘技徒然草

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PANCRASE297:セミファイナル・久米鷹介 vs. アントン・クイバネン

ライト級5分3R。

ライト級王者久米のノンタイトル戦。ライト級に落としてから負けたのはRoadFCでのタイトルマッチ・ナム・ウィチョル(2回)とクォン・アソルの3戦のみ。33歳で今が実力のピークと思われるが、大きなチャンスが欲しいところ。

今回は元UFCファイターのアントン・クイバネンと対戦。2013年にUFCを1勝2敗でリリースされて以降は地元スウェーデンでの試合のみ。昨年2月には現在ONEで活躍中の山田哲也に勝利している。

荒っぽいフックを振り回す久米。クイバネンのカウンターも入りそうだが。パンチからタックルに繋げた久米。テイクダウンしたがスクランブルで上を取るクイバネン。久米はバタフライから立つ。終盤クイバネンのタックルで倒されかけたが1R三者久米。

2R。クイバネン四つから押し込み。尻クラッチからテイクダウン。久米立つがまた押し込まれる。またテイクダウン。久米立つも押し込まれて消耗してきている。久米が飛び込んでのパンチを打ち込むが、カウンターをもらい前のめりに倒れる久米。すぐ立った久米だがケージ際でクイバネンのパンチをもらい効いた!ふらついている久米だがレフェリー止めない。残り10秒でクイバネンがラッシュするとストップ。

止めるならもう少し早く止めるべきだった。王者だからという余計な意識が働いたか?

王者がKO負け。タイトル戦での再戦が必至か。