ライト級。ともにトーナメントでは準決勝敗退した、3位決定戦的試合。
ガンサーは6戦全勝だがもう32歳。デビューが3年前と遅い。本業はリャマの毛刈りで、リャマとのレスリングでは1万戦無敗とうそぶく。トーナメントでは初戦で決勝進出したジアネッティに1R一本負け。敗者復活で準決勝に進出したが、今度はトリザーノに判定負けで勝てていない。
コスタリカのスニガは26歳でMMA13戦全勝。TUFは初戦相手の怪我により不戦勝で、準決勝ではジアネッティに敗れたため、こちらも勝利なし。
ガンサータックルに入るとテイクダウン。ケージを使って立ったスニガだがなおもボディロックしているガンサーが投げてテイクダウンを狙う。尻クラッチしてテイクダウンすると両足を足でロック。ニアマウントの状態でパウンドを入れる。亀から立ったスニガだがまた投げた。また立つ。しつこくタックルに入るガンサー。足をかけてテイクダウン。立ったスニガ。残りわずかでバック肘を入れたガンサー。ホーン。
1Rガンサー。
ぶかっこうなパンチで出ていくガンサーだがそこからタックルに。ケージを掴んで耐えるスニガだが外掛けテイクダウン。ハーフバックについたガンサーだがスニガ立って正対。すぐにタックル。押し込んでテイクダウンを狙っていくガンサーだが膠着ブレイク。スニガが打撃を入れていく。ガンサー下がってケージ際をサークリング。しかし飛び込んで放ったパンチがヒット。見栄えが悪いパンチだがそこからタックルにつなげる。倒されたスニガ。パウンド。また立ったがガンサーすぐタックル。キムラに捕らえて投げるスニガだがすぐ脱出すガンサー。またタックル。スニガ引き込んでキムラを狙うがホーン。
2Rガンサー。ガンサーのタックルが強いというより、スニガのTDDに問題あり。
3R。距離を詰めたガンサーがタックル。簡単に倒されたスニガ。これで8回目。パスしてサイドを取ったガンサーだがスニガ亀から立つ。タックルに入るとスニガニンジャチョークを狙うが外した。テイクダウンを狙うガンサーだが倒せずブレイク。疲れの見えるガンサーだがスニガにもはやKOするパンチなし。被弾しつつ押し込んだガンサー。が、ガンサーも倒す力なくスニガ離れた。ガンサーに組み付かせずパンチを出していくが疲れて手打ち。また押し込まれた。ガンサーシングルレッグ。こらえたスニガ。引き剥がしたスニガ。残り30秒。スニガボディにパンチを打ち込む。今更ながらパンチで攻勢。しかしガンサー耐えきってタイムアップ。
29-28×2、28-28の2-0でガンサー勝利。本戦レベルの相手にはタックルが切られて何もできない可能性もあるが。
