格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

TUF27フィナーレ:第6試合・モンタナ・デ・ラ・ロサ vs. レイチェル・オストビッチ

女子フライ級。ともに前回のTUF26女子フライ級王座決定トーナメントに出場した選手で、TUFフィナーレ大会で一本勝ちして以来の試合。

デ・ラ・ロサは夫のマーク・デ・ラ・ロサも昨年末にUFCデビュー。史上初の夫婦UFCファイターとなっている。高校時代はレスリングでオールアメリカン3度。卒業後は柔術を始めてMMAデビュー。まだ23歳だが、MMAデビュー前にすでに娘を産んでいる一児の母。

オストビッチはハワイのジーザス・イズ・ロード所属。TUF出場前に参戦していたInvictaでは2勝2敗。TUFフィナーレでは一本勝ちしたが、相手のレベルが明らかに低かった。

打撃戦。デ・ラ・ロサのパンチでバランスを崩したオストビッチ。またデ・ラ・ロサのパンチがヒット。長いリーチを活かしてオストビッチの間合いの外からパンチを入れていく。オストビッチは飛び込んでいくことができず、リーチ差でパンチを貰う展開を変えられないまま1R終了。

1Rデ・ラ・ロサ

2R。オストビッチのミドルをキャッチしたデ・ラ・ロサが軸足を大内で刈ってテイクダウン。しかしバックを取られそうになり立つ。オストビッチまたミドルを入れた。もらったデ・ラ・ロサは四つに組むとボディに膝を入れて離れる。オストビッチ飛び込んでパンチを打ち込んだ。バックブロー。デ・ラ・ロサもワンツーを返す。ホーン。

2Rは微妙。

3R。間合いを詰めていくオストビッチだがデ・ラ・ロサ距離をキープし入らせない。デ・ラ・ロサタックルに。ダブルアンダーフックでケージに押し込む。脇をくぐってスタンドでバックに。しかし前転するとスクランブルで逆にバックに回ったオストビッチ!バックマウントから三角。腕十字に移行したが抜かれた。デ・ラ・ロサ上で押さえ込む。亀になったオストビッチからバックマウント。体を伸ばして肘・パウンドを打ち込む。デ・ラ・ロサチョークを狙う。防いでいるオストビッチだが残り1分。がっちり入り体を伸ばして絞めるとオストビッチタップ!