カナダのカトーナはチームミオシッチのドラフト6位。本来はバンタム級の選手。TUFでは準決勝でクッチニエッロを破ったブライス・ミッチェルに一本勝ちした。
クッチニエッロはTUF初戦で判定負け。しかし準決勝で負傷欠場した選手が出たため敗者復活で出場。ダウンも奪われる劣勢な展開から逆転KO勝ちした。MMA9勝すべてがフィニッシュしての勝利(フルタイムでノーコンテストになった試合はある)。
両者カーフキックの蹴り合い。クッチニエッロが間合いを詰めるがそこにパンチを入れていくカトーナ。前には出るが手数では負けているクッチニエッロ。距離を取りつつ時折飛び込んでボディブローを入れるカトーナ。間合いに入らない展開が続く。カトーナの飛び込んでの右がヒット。両者決定打のないまま残り1分。クッチニエッロが飛び込んだところにカトーナのパンチが入りフラッシュ気味にダウン。すぐ立ったが出てくるクッチニエッロにまたカウンターを入れていくカトーナ。ホーン。
1Rカトーナ。
2R。ポイントを取り返すために前に出ていくクッチニエッロだが、またカトーナの左をもらってダウン!すぐ立ったがカトーナ今度はタックル。テイクダウン成功。ハーフにしてパウンド。クッチニエッロはガードに戻したが下で耐えるだけ。下になったら何もなし?またハーフにしてパウンドを入れるカトーナ。クッチニエッロが抑え込まれるまま時間がすぎる。カトーナは細かいパウンドを入れているが大きなダメージはなし。ホーン。
2Rカトーナ。
3R。圧をかけていくクッチニエッロ。そこにパンチを合わせるカトーナ。タックルに。ケージまで押し込む。シングルレッグで抱えあげてテイクダウン。2Rのクッチニエッロの対応から見たらこれで勝負あったか。ハーフで抑え込むカトーナ。細かいパウンドを入れる。クッチニエッロ、ハーフからフルガードに戻そうというくらいで、下から仕掛けるでもスイープを狙うでも立つでもないのでカトーナは非常に楽。亀になったクッチニエッロ。カトーナバックマウント。パウンド連打。動いてKOは防いでいるが、不利な体勢からは逃げられないまま。バックキープし続けるカトーナ。タイムアップ。