格闘技徒然草

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UFC226:第1試合・ジェイミー・モーイル vs. エミリー・ウィットマイアー

女子ストロー級

モーイルはUFC1勝1敗。Invictaでプロデビューし3勝1敗でTUF23に出場したが、ABCことアマンダ・クーパーに判定負け。その後、TUF24フィナーレでUFCデビューし、タックル→テイクダウンの展開で判定勝ちしたが、次戦はテイクダウンが取れず判定負け。1月のUFC220は直前に負傷欠場し、1年1ヶ月ぶりの試合となる。

MMA2勝1敗でTUF26フライ級王座決定トーナメントに出場したウィットマイアーだが準々決勝でロクサンに1RKO負け。フィナーレ大会で対戦したジリアン・ロバートソンにも一本負け。もともとストロー級の選手だったので今回からストロー級に。

長身のウィットマイアーに対し、モーイルはフットワークを使って時折飛び込んでパンチを打ち込む。ウィットマイアーは出てきたところにパンチを合わせるのみでなかなか出ていかず、両者ビッグヒットがないまま1R終了。

1Rヒット数でウィットマイアーだが両者まったくフィニッシュの予感なし。

2R。ウィットマイアーが手数を増やしてきた。自ら出てパンチを打ち込む。タックルに入ろうとしたモーイルだが切られる。またタックル。胴をクラッチしたが倒せず膝を打ち込まれ引き剥がされた。逆にウィットマイアーがシングルレッグに入ったがこれは切った。またパンチで出るモーイルにウィットマイアーが組み付くとスタンドでバックに回る。モーイル正対し離れる。モーイルが終盤パンチを打ち込みホーン。

2Rはモーイル。

3R。ウィットマイアーがタックルでテイクダウンし初めてグラウンドに。パスを狙っていくウィットマイアー。ハーフ。パウンドを打ち込む。モーイル下で動けず、腕を掴んでパウンドを防ぐくらいしかできない。ウィットマイアーのパンチも押さえ込みながらの手打ちで大きいダメージは無いように見えるが、レフェリーからブレイクされない程度の威力はあり、どんどん時間がすぎる。ようやくガードに戻したモーイル。ウィットマイアーまたパスを狙う。時間がない。ウィットマイアー上からパウンドを落としていく。タイムアップ。

判定三者29-28でウィットマイアー勝利。