格闘技徒然草

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UFC226:第4試合・ランド・バンナータ vs. ドラッカー・クロース

ライト級。

バンナータはUFCデビューでいきなりファーガソンを打撃で追い込み、2戦目はバックスピンキックでKOと幸先がいいスタートだったが、3戦目はスウェーデンムエタイ王者のデイヴィッド・ティーマーに打撃で打ち負けて判定負け。前回は内容では勝っていたが反則のグラウンド膝の減点が響いてドロー。結果、1勝2敗1分けという冴えない戦績になっているが、デビューから4試合すべてでボーナスを獲得している。

クロースはUFC2勝1敗で、こちらもティーマーに敗れているが、それがキャリア唯一の黒星。ティーマー戦はアウトボクシングで逃げられ続け、捕まえられず判定負けした。バックボーンはレスリングで、デビューから5戦は4KOだったが、その後の5戦は全部判定。

いきなりケージに押し込んだクロース。バック肘を打ち込むが、そこでバックを取ったバンナータが投げる。しかしクロース立って離れた。また組みに行くクロース。スタンドでバックに回るがバンナータ正対して引き剥がした。クロースケージに押し込み膝。バンナータまた引き剥がしたがちょっと疲れてる?バック肘を狙ったところにクロースのパンチをもらう。バンナータまたミドルからバック肘。組み止めたクロース。ケージに押し込むバンナータだが脇を差されて入れ替えられる。払腰で投げを狙ったバンナータだが投げられず離れた。ホーン。

1Rクロース。バンナータ、不用意な被弾が多い。

2R。出てくるクロースに対しバンナータ下がるが下がりながらパンチを入れる。四つに組んだバンナータだが膝を入れて離れた。ガードを下げているバンナータ。組みに行くがクロースに脇を差される。また払腰で投げようとしたが投げ返されてテイクダウンを許す。サイド。すぐ脱出して立ったバンナータ。バンナータ前に出て右からバックブローを狙ったがそこにクロースのパンチをもらった。ちょっと効いたか。バンナータ飛び込んで右、ミドル。クロースのローでバランスを崩したが立て直した。ホーン。

2Rもクロースだがスタッツでは僅差。

3R。バンナータ間合いを詰めて左ミドル。スイッチキックからバックブロー。手数を増やしてきた。クロースのスーパーマンパンチがヒット。クロースケージに押し込みシングルレッグへ。離したが今度はダブルアンダーフック。こらえるバンナータだが時間が過ぎていく。レフェリーブレイク。バンナータ意表をついたシングルレッグに。倒されたクロース。亀になり立とうとしたところでバンナータバックマウント。が、残り時間で極められないと見たのか自分から離れてしまう。逆にクロースがタックル。テイクダウン。バンナータ立ったがタイムアップ。

3Rはバンナータか。しかし最後のチャンスでなぜ自分からバックマウントを解除したのか…。

判定三者フルマークでクロース勝利。3Rもクロースだったか。

バンナータ、攻めが雑。ファーガソン戦では攻めが雑な者同士噛み合ったが、普通に手堅い攻めをするクロース相手には自ら不利になるだけだった。