格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN133:オッズ/予想と展望

ジュニオール・ドス・サントス 1.57
ブラゴイ・イワノフ 2.55
セイジ・ノースカット 1.77
ザック・オットー 2.10
デニス・バミューデス 1.37
リック・グレン 2.90
ランディ・ブラウン 1.74
ニコ・プライス 1.95
マイルス・ジュリー 2.77
チャド・メンデス 1.40
キャット・ジンガーノ 1.91
マリオン・ルノー 1.77
エディ・ワインランド 2.80
アレハンドロ・ペレス 1.38
ダレン・エルキンス 2.90
アレクサンダー・ヴォルカノフスキー 1.37
ジャスティン・スコッギンズ 2.10
イード・ヌルマゴメドフ 1.67
カート・ホロボウ 1.51
ラオーニ・バルセロス 2.55
リズ・カムーシェ 1.80
ジェニファー・マイア 1.87
マーク・デラロサ 1.95
イライアス・ガルシア 1.74
ジェシカ・アギラー 1.91
ジュディ・エスキベル 1.77

メインは元ヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスの復帰戦。昨年9月のガヌー戦の前にUSADAのドラッグテストで禁止薬物が検出されたが、汚染されたサプリメントが原因であることが証明され、サスペンドが解除された。とはいえブランクが1年以上開いてしまった。前戦は昨年5月にミオシッチのタイトルに挑戦しKO負けした試合。

相手は元WSOFウィナーで、コンバットサンボではヒョードルを破っているブラゴイ・イワノフ。戦極では藤田和之にも勝利している。Bellatorのヘビー級トーナメント決勝で、現ランキング3位のアレクサンダー・ヴォルコフに一本負けしたのが現時点で唯一の黒星。

初参戦ながら、元王者に対しわりと競ったオッズ。WSOFではヘビー級王座を4度防衛しているが、いずれもUFCトップクラスとは比較にならないレベルの相手で参考にならない。やはりJDS優位は動かないか。

メインカードでは、かつてフェザー級タイトルに3度挑戦し、フェザー級時代のマクレガーを最も追い込んだチャド・メンデスが2年半ぶりに復帰する。メンデスはUSADAのドラッグテストで禁止薬物陽性となり、2年の出場停止が下っていた。マクレガー戦はテイクダウンからのパウンドで追い込んだものの、試合が2週間前に決まったというコンディション不良も影響して失速しKO負け。次戦ではフランク・エドガーにも1RKO負けした。負けた相手はタイトルマッチの3度とエドガー戦のみだが、ここ4戦で1勝3敗。まだ33歳だが、ブランクがどう影響するか。相手はランキング12位のマイルス・ジュリー。

プレリムでは同じフェザー級でランキング10位のダレン・エルキンスにUFC4連勝中のヴォルカノフスキーが挑む。地味強だったエルキンスはUFC16戦目にして初のボーナスを獲得すると、前戦はライト級トップコンテンダーだったマイケル・ジョンソンに一本勝ちして6連勝。もっと上位の選手と当てても良いところだが、ノーランカーの強豪ヴォルカノフスキーとの対戦という美味しくないカードに。

ヴォルカノフスキーはフェザー級版ヌルマゴメドフのような強力なテイクダウンが武器。6連勝中のエルキンス相手にフェイバリットになっている。

ヌルマゴメドフと言えば、プレリムではサイード・ヌルマゴメドフがUFCデビューを飾る。フランク・エドガーのスパーリングパートナーで、MMA戦績は11勝1敗。唯一の敗戦はACBで対戦した現UFCファイターのマゴメド・ビブラトフ。オフィシャルでは、「ハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟」とアナウンスされている。

www.ufc.com

が、実際のところ、ハビブ・ヌルマゴメドフのいとこはPFLに参戦中のアブバカル・ヌルマゴメドフであり、サイードについては、「たまたま同じ名字だけ」と紹介しているサイトもあり、真偽は不明。もっとも、他人だとしても戦績を見る限り弱くはなさそうだが。

第1試合開始は15日朝7時半より。今回はリアルタイム視聴できないので夕方くらいに見ます。