格闘技徒然草

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UFN133:第1試合・ジェシカ・アギラー vs. ジュディ・エスキベル

女子ストロー級

6月のUFN131で組まれていたカードだが、ニューヨーク州アスレチックコミッションがアギラーの唇が荒れていたことが原因で試合の許可を出さず直前で中止に。今大会にスライドとなった。

藤井惠引退試合の相手も務めたWSOF女子ストロー級王者のアギラーはUFCではここまで0勝2敗。今年に入ってから2度も試合が消滅しており、UFC3年でまだ3試合目。36歳はUFC女子ストロー級3番目に年長。

エスキベルはTUF23で一回戦負けした後、Invictaでの試合を経て、昨年10月のUFCデビュー戦でいきなりランキング3位のカロリーナ・コバケビッチとの試合が組まれたが、いいところなく判定負け。プロボクシングのキャリアがあるが7勝7敗。

飛び込んでパンチを打ち込むエスキベル。アギラーが首相撲にとらえて膝連打。シングルレッグにつないだ。尻クラッチして倒そうとするがこらえるエスキベル。再度両足を畳んで倒したが、寝かされずに立ち上がったエスキベル。押し込むがアギラーがまた首相撲から膝を入れると離れた。また首相撲から膝を入れたアギラー。エスキベルちょっと見すぎ。最後にパンチ連打で出ていったがホーン。

1Rアギラー。

2Rはエスキベルが飛び込んでパンチ連打を繰り返す。飛び込み際にタックルを合わせるアギラーだがそれは反応して切るエスキベル。アギラーは出てきたところに膝を合わせようとするが、エスキベルが手数で上回る展開に。

2Rややエスキベル。

3R。アギラーが前に出てパンチを入れるが、そこからタックルにつなげると切られる。アギラーが組みに行く展開が増えるがテイクダウンはできずアギラーもパンチ勝負になってきた。手数でほぼ互角の展開のまま残り1分。ダメージ的には両者ほぼないが、アギラーは時折入れる首相撲からの膝が効果的。タイムアップ。

3Rかなり僅差だが…。

29-28×2、30-27の3-0でアギラーがUFC初勝利。しかし内容は僅差だった。