格闘技徒然草

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UFN133:第4試合・カート・ホロボウ vs. ラオーニ・バルセロス

フェザー級

2013年にStrikeforceからUFCに参戦したホロボウだが、1試合でリリース。しかし昨年コンテンダーシリーズに出場しKO勝ちして再契約を勝ち取った(ただし、試合後に禁止されていた点滴の使用が発覚してノーコンテストになっている)。

ブラジルのバルセロスは、RFAフェザー級王者からUFCの契約を果たしたが、昨年10月の試合は相手の負傷欠場により消滅。約9ヶ月越しのUFCデビュー戦となる。柔術七段でレスリングの経験もある父の影響で物心ついた時から柔術を始め、2010年までは柔術・ノーギ・レスリングでブラジル国内トップの戦績を残していた。2012年にプロMMAデビューし11勝1敗。マルコ・ファスのファスVT所属。今回はフェザー級での試合だが、今後はバンタムに落とすことを検討している。

首相撲に捕らえたホロボウだがバルセロスがパンチで引き剥がす。激しいボクシングでの打ち合い。バルセロスがタックルのフェイントからアッパー。打撃戦でややバルセロス優勢。パンチからダブルレッグに切り替えテイクダウン成功。ホロボウ下から腕十字。外してパスするバルセロス。ホロボウうつぶせになり立つ。離れ際にパンチを打ち込むバルセロス。残り10秒でホロボウのタックルにギロチンを合わせるバルセロスだが入ってない。ホーン。

2R。パンチで出るバルセロス。ホロボウもジャブを打ち込む。バルセロスの連打がヒット。シングルレッグでバルセロステイクダウン成功。ホロボウ下から仕掛けるが足をさばいてパスを狙うバルセロス。ホロボウ立つ。立ち際に膝を入れたバルセロス。1Rから動きっぱなしの両者。バルセロスのアッパーがヒット。柔道経験もあるバルセロス、大外刈りでテイクダウンした。ガードから立ったホロボウ。残り1分。バックキックを放つバルセロスだがホロボウに組み付かれスタンドでバックを取られる。自ら膝をついたバルセロス。スイッチを狙うがホロボウを引き剥がせない。股の間から足を取り膝十字を狙ったものの、ホロボウ防いで後ろから殴る。

2Rバルセロス。

3R。バルセロスまたアッパーで出る。左フックが入った。バルセロス前に出てパンチを打ち込む。下がったホロボウの顔面に右アッパー・右ストレート・右アッパーの三連打を打ち込みホロボウダウン!バルセロス追い打ちに行かず勝利をアピール。レフェリー止めた。

ホロボウ納得いかない表情だがストップは妥当。バルセロス、インパクトあるUFCデビューを飾る。