格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC227:オッズ/予想と展望

TJ・ディラショー 1.87
コーディー・ガーブラント 1.95
デメトリアス・ジョンソン 1.20
ヘンリー・セフード 5.00
カブ・スワンソン 4.30
ヘナート・モイカ1.24
ポリアナ・ヴィアナ 1.37
JJ・アルドリッチ 3.30
アゴ・サントス 1.26
ケヴィン・ホランド 4.20
ペドロ・ムニョス 1.37
ブレット・ジョンズ 3.30
リッキー・サイモン 1.80
モンテル・ジャクソン 2.05
マット・セイレス 1.80
シェイモン・モラエス 2.05
アレックス・ペレス 1.69
ホセ・トーレス 2.25
ヒカルド・ハモス 1.45
カン・ギョンホ 2.80
ダニエル・テイラー 3.10
ウェイリー・ジャン 1.40
マルロン・ヴェラ 1.21
ウリジ・ブレン 4.80

セミとメインで組まれているダブルタイトルマッチはともに再戦。

メインはダイレクトリマッチに。2位のドミニク・クルーズが負傷欠場中で、3位のアスンサオはディラショーにすでに敗れていて対戦の機運が盛り上がっておらず、ディラショーはフライ級に落としてDJのタイトルに挑戦するというプランもあった。結局これは実現せず。相手がいないのでダイレクトリマッチになるのも仕方がない部分がある。ディラショーにとっては、時間がたてばたつほど若いガーブラントが有利になるので、再戦は早い方がいいだろう。

前回ディラショーが勝っているにもかかわらず、オッズはほぼ五分。KO勝ちしたとはいえ、1Rにはパンチでダウンも喫している。対戦相手の研究という部分ではディラショー陣営が上だった。お互い合間を挟まない再戦なので、どれだけ変わったかもわからないし、9ヶ月ではそれほど大きくは変わっていないか。1回対戦していることで、研究といった部分での差は縮まってそう。

ガーブラントKO勝ち。

セミは2年4ヶ月ぶりの再戦。当時MMA無敗のセフードだったが、MMAファイターとしての完成度はまだ低く、スタンドの打撃であっさり1RKO負け。しかしセフードはそれから比べると打撃がかなり向上し、次戦のベナビデス戦では敗れたが1Rには打撃でダウンを奪い、さらに次のウィルソン・ヘイス戦ではUFCで初のKO勝ち。

オールラウンドに攻めるDJに対し、組みでは確実に上を行き、DJの攻め手を一つ潰すことができるのは大きい。

それでも、DJが負けるとは思えない。アンデウソンの防衛記録を塗り替えて、燃え尽き症候群になっていなければ、DJが打撃で上回り、前回のように一方的なKOは出来ないかもしれないが危なげなく勝つと予想。

DJ判定勝ち。

LAはアジア系の住民が1割ほどいるため(なのかはわからないが)、中国・韓国人ファイターが3人出場する。ただし、第1~3試合という扱い。1月の兵役明けで3年3ヶ月ぶりに復帰したカン・ギョンホは、田中路教を破った者同士でヒカルド・ハモスと対戦。ハモスはUFCデビュー戦の田中戦では後半スタミナ切れしたが、前回トライスタージムヘッドコーチのフィラス・ザハビの弟で無敗のエイマン・ザハビにKO勝ち。1月の復帰戦はブランクの影響も感じさせたが、あのままでは厳しい相手か。

第1試合開始は5日朝7時15分となっているが、1試合消滅したので7時半以降になる見込み。速報します。