格闘技徒然草

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UFC227:第8試合・チアゴ・サントス vs. ケビン・ホランド

ミドル級。サントス13位。今回はこの試合以外はすべてフェザー級以下の試合。

UFC9勝のうち8KOという倒し屋サントス。4連続KO勝利していたが、4月にデイヴィッド・ブランチに1RKO負け。

ホランドUFCデビュー戦。6月12日のコンテンダーシリーズの2ndシーズン1週目で判定勝ちしてUFCとの契約を勝ち取った。25歳でMMA13勝3敗。

1R。ミドルを入れたサントス。ホランドのミドルにタックルを合わせる。片足を取られたホランドは引き込み。ガードからすばやく腕十字。なんとか防いだサントス、強烈なパウンドラッシュ!ガードして凌ぐホランド。サントス今度は肘連打。ホランドも下から肘。蹴り離したホランド。スクートになり、下からハイキックを放つホランドだが、サントスはまたガードに入っていってパウンド・鉄槌連打。肘。体を起こして殴る。なんとか直撃をもらわないようにしているホランド。残り1分。サントス再びパウンドラッシュ。足で距離を作って防いだホランド。立ってスタンドに。強烈な左ボディを入れたサントス。組んでスタンドでバックに回ったがホーン。

1Rサントス。

 2R。パンチでマウスピースを吐き出したホランド。今度はハイをもらい、効いてないとアピールするが、またマウスピースを落としている。サントス、一転してタックル。テイクダウンするとマウント。ケージを蹴って脱出し立ったホランド。ハイを連発するサントス。左ボディ。左ミドルからタックル。スタンドでバックに回ると亀になったホランドにパウンド。ホランド立ったが膝をもらう。さらにパンチを打ち込まれるが、バック肘を放ったホランド。また組まれてバックに回られるホランド。しかしサントスも若干攻め疲れか。ホランド、バックを取らせてのキムラから後方に投げて上を取る。サイドから肘連打。ディープハーフから立とうとしたサントスだがホランド立たせない。しかし時間がなくホーン。

後半失速したサントス。だがホランドも疲れている。判断が分かれそうなラウンド。

3R。疲れながらも組み付いたサントス。ボディロックからテイクダウン。ハーフにして鉄槌連打。ホランド亀になるがサントス肩固めへ。ずれていて決まらず。外したがマウント。パウンドを打ち込むがまたケージを蹴って逃れたホランド。スクートで見合いになりブレイク。サントスがフルスイングのパンチを打ち込む。ホランドのタックルを切った。亀のホランドのバックに回りパウンド。仰向けになったホランドだがまたマウントを取られる。もはや凌ぐので精一杯のホランド。今度はケージを蹴られない位置。サントス懲りずに肩固め。やや浅いか。ホランド後転で外す。残り30秒。サントスまたパウンド。凌ぐホランド。タイムアップ。

29-27×2、29-26の3-0でサントス勝利。

KOしたかったサントスだがホランドUFCデビュー戦でランカーとの対戦の割には健闘した。