格闘技徒然草

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UFC227:第9試合・ポリアナ・ヴィアナ vs. JJ・アルドリッチ

女子ストロー級

ブラジルのヴィアナは2月のUFCデビュー戦でジョー・スティーブンソンの嫁に1Rチョークで完勝。ローカル時代を含めて勝利はすべてフィニッシュしてのものだが、スティーブンソン嫁も含めて相手のレベルに疑問の余地がある。

ストライカーのアルドリッチはInvictaでデビューし4勝1敗の戦績を残しUFCと契約すると、ジュリアナ・リマに敗れたものの、ジョン・チャンミとダニエル・テイラーに判定で連勝中。しかしオッズはヴィアナ優勢。

ミドルを入れていくヴィアナ。組み付いたアルドリッチ。ヴィアナ両脇を刺されたままケージに押し込む。オーバーフックから強引に投げを狙うがこらえるアルドリッチ。入れ替えるとダブルアンダーフックで押し込み。だが押し込むのみ。ボディに膝を入れるヴィアナ。アルドリッチ離れた。左を打ち込んだアルドリッチ。ヴィアナ右ミドル。また組み付いたアルドリッチ。すぐ脇を差されるヴィアナだが、オーバーフックで凌ぐ。オーバーフック払腰で崩すと強引にギロチンで飛びつく。しかし強引すぎて腕が首に入ってない。そのまま下になるヴィアナ。下からオモプラッタ。腕を極めに行くがホーン。

1Rはあまり差がない。強いて言えば押し込んでいてテイクダウンも取ったアルドリッチか。

右をヒットさせたアルドリッチ。ヴィアナは距離を取りミドルを入れる。前に出てパンチを出すヴィアナ。組むとオーバーフックで強引に投げを狙う。得意技というより癖か。投げられずまた押し込まれる。アルドリッチも押し込むのみ。離れた。ヴィアナ、パンチで出るがアルドリッチのカウンターをもらう。蹴りはいいがパンチはうまくないヴィアナ。距離を取り蹴りでの攻めに切り替えた。パンチで出るとアルドリッチのパンチをもらってしまう。アルドリッチが前に出たタイミングでタックル。これは上手かった。そのままバックに回る。反転しようとするアルドリッチだが上をキープ。しかし乗りすぎて前に落ち、アルドリッチが上に。時間がない。ホーン。

アルドリッチのパンチの印象がいいが、手数と最後のテイクダウンでヴィアナが覆せたか?

3R。パンチで出るヴィアナ。しかしアルドリッチの左をもらい首がのけぞる。強引に組み付いていくヴィアナ。アルドリッチが組み付かせず離れようとするとなんと引き込み。ガードで下から殴る。肘。しかしレフェリーは攻めろというアクション。攻めているとは判断されていないか。腕十字を狙うがアルドリッチもディフェンスしている。離れて立ったアルドリッチ。ヴィアナ立たないが、アルドリッチも近づかないためにブレイクがかかる。アルドリッチの左をもらうヴィアナ。パンチを貰うヴィアナ。アルドリッチ出られない。疲れもある。タイムアップ。

29-28×2、29-27の3-0でアルドリッチ勝利。2ポイント差がついたのはどこか良くわからないが。

ヴィアナはパンチの防御に課題。3Rの引き込みも、それまでリードしているならまだわかるが、リードされた展開では通用するはずもない。いままでそのレベルの相手としかやってこなかったということか。