格闘技徒然草

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PANCRASE298:メインイベント・ヴィヴィアニ・アロージョ vs. 藤野恵実

ストロー級クイーン・オブ・パンクラシスト決定戦5分5R。

37歳でキャリア14年の藤野が「BBAなめんな」と発言しブレイク。アロージョはプロキャリアは3年に満たず戦績も5勝1敗だが、実は31歳とキャリアの割に若くはない。昨年10月、三浦彩佳をスタンドの打撃でボコボコにして衝撃なデビューを飾り、2戦目でQOP王座のチャンスを掴んだ。

藤野は今日UFCデビューしたジャン・ウェイリーと2年前にKunlun Fightで対戦し敗れて以来、4連勝中。MMA22勝は現在もトップクラスで戦っている日本人女子ファイターとしては最多。

アロージョのパンチをほとんどもらっている藤野。早速顔が腫れる。アロージョのパンチをもらい続ける展開。アロージョの首相撲に対しパンチ連打を入れた藤野。アロージョ残ります1分でタックル。テイクダウン。サイドからパウンド。1Rは三者アロージョ。

2R。藤野は相討ち覚悟で打ち合う。ヒットしているがそれ以上にもらっている。左目が腫れている藤野。ドクターチェック。再開。止められそうな気配を察して攻めに出た藤野だが、そこにアロージョカウンターのタックル。マウント。パウンド連打。残りわずかで腕十字に入ったが、これはスッポ抜けた。2Rも三者アロージョ。

3Rにアロージョのジャブが一発入ったところで三度目のドクターチェック。止めた。

アロージョ、健闘も許さない完勝。