格闘技徒然草

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UFN135:第8試合・エリク・アンダース vs. ティム・ウィリアムス

ミドル級。

大学~NFLとアメフトをやってきたアンダースはプロMMAデビューからまだ3年。無敗でUFCと契約し、UFCでも2連勝すると、3戦目でいきなりメインに抜擢。元王者のLYOTOと対戦したものの、LYOTOの距離を取って打撃で飛び込むスタイルに力を出しきれずMMA初黒星を喫した。

柔術黒帯のウィリアムスは今年2月のUFCデビューではオスカー・ピエホタに1RKOで敗れてほぼ何も見せられず。にもかかわらず今回はメインカードに抜擢されている。

スタンドでプレッシャーをかけるアンダースだが手が出ない。ウィリアムスも距離を取るだけで見合いが続く。ウィリアムスが組んで押し込んだ。パンチを入れる。離れた。またプレスするアンダース。ケージ際まで下がるウィリアムス。両者手数が少ない。ウィリアムスは蹴りを出していく。ミドル。アンダース前に出るだけでそこから何もしない。ミドルを出したがキャッチされた。そのままタックルに入ったウィリアムスがテイクダウン。亀になったアンダース。ウィリアムスハーフバックからパウンド。仰向けになり蹴り離したアンダースだがホーン。

1Rウィリアムス。アンダース、0勝1敗の相手に警戒しすぎだがどうした?

2R。アンダースまたプレッシャーをかける。ウィリアムスは詰められると距離を取り蹴りを入れていく。ウィリアムスタックル。テイクダウン。亀になり立つアンダースのバックに回るが、アンダースはケージを背負ってバックに回らせず正対。離れる。またプレスするアンダース。左を打ち込んだ。ワンツー。左ハイ。ようやく手数が出てきたアンダース。アッパー。パンチで出るところにウィリアムスタックル。タイミングは良かったが切られた。ウィリアムスは引き込んでスクート。アンダースマウントを狙うが立たれた。すぐパンチで攻めるアンダース。ワンツーがヒット。ケージまで詰めてパンチを入れる。アンダースの左がヒット。しかし攻めきれない。ホーン。

2Rアンダース。

3R。ウィリアムスの右ミドルにカウンターの左をヒットさせてダウンを奪ったアンダース。しかしスクートから攻めずに立たせる。ウィリアムスのワンツーがヒット。アンダースまた攻めない。両者踏み込めない展開が続く。ウィリアムスいいタイミングでタックルに入ったが切られた。ウィリアムスのバックブローがヒット。アンダースがパンチで攻めるとウィリアムススリップ。スクートに。ウィリアムスが立ち上がると立ち際にアンダースが顔面を蹴りKO!

微妙なタイミングだったが、アンダースは右手を床について立とうとしており、足の裏と床のみがマットに付いた状態。これはスタンドなので顔面を蹴ってもいい。

0勝1敗の相手に苦戦しすぎだったが、最後はきっちりフィニッシュした。