格闘技徒然草

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UFN135:セミファイナル・マイケル・ジョンソン vs. アンドレ・フィリ

フェザー級。両者ともにノーランカー。

ライト級では6位まで上がったことがあるジョンソンだが、ダリウシュ、ネイト、ヌルマゴ、ゲイジーに敗れ、前回からフェザー級に転向。ダレン・エルキンス相手に1Rは圧倒していたが、2Rにテイクダウンを奪われるとそのまま一本負け。レスラーだが、自らテイクダウンを仕掛けることはほとんどなく、タックルを切って打撃勝負をするスタイル。

アルファメールのフィリはUFC6勝4敗の中堅ファイター。フェザー級では長身の180cmで長いリーチを持つ。ボクシングとテイクダウンが武器。

パンチで出るフィリにジョンソンもパンチを合わせていく。フィリ右ハイ。右ミドル。ジョンソンはボディにパンチを打ち込む。フィリまた右ハイ。両者まだビッグヒットなし。ジョンソンの左がヒット。右ハイを入れるフィリ。出てくるところにまた左を打ち込むジョンソン。フィリは前に出ながら右の蹴りを放っていく。ホーン。

1Rはヒット数でジョンソン。

2R。MJの左が度々ヒットしているが浅いのか効いた様子がない。フィリ右ハイ。パンチで出たジョンソンにフィリタックル。テイクダウンするとバックに回る。フィリを背負って立つジョンソン。背負われたままチョークを狙うフィリ。逆のチョークに。パームトゥパームで絞めると後方に倒れたジョンソン。フィリがフィニッシュを狙うがジョンソンなんとか外した。しかしまだバックマウント。残り1分でようやく反転したジョンソン。インサイドからパウンド。三角を狙うが頭を起こして防いだジョンソン。肘。ホーン。

最後の1分の攻めだけでは印象を覆せていない。2Rフィリ。

3R。フィリタックルからバックに回りテイクダウン。ジョンソン立って正対し離れた。ミドルを入れるフィリ。右ハイ。今度は左ハイ。ローにタックルを合わせるがジョンソン切った。単発の蹴りだけのフィリに対し、ジョンソンも手数は決して多くない。残り1分。フィリのタックルを切って押し込んだジョンソン。タックルに入るがフィリがぶった。バックに回ろうとしたがフィリ回らせない。タイムアップ。

3Rのフィリは手数が少なすぎた。3Rはジョンソンか。

29-28ジョンソン、30-27フィリ、29-28ジョンソン。スプリットでジョンソン勝利。

しかし階級を落とし細くなりすぎたジョンソンは一発の重さもなくなり良さがスポイルされてしまったように見える。ライトに戻してほしい。