格闘技徒然草

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UFC228:第4試合・ディエゴ・サンチェス vs. クレイグ・ホワイト

ウェルター級。2戦続けて大ベテラン vs. ホワイト。

TUF1ウィナーのレジェンド・サンチェスももう36歳。直近の8勝は判定で、最後にフィニッシュしたのはもう10年前。判定の内容にも怪しいものが多かった。現在は2試合連続1RKO負け中。前回からウェルター級に上げたが、引退宣言していた(結局しなかったが)マット・ブラウンに肘でKO負け。

ホワイトは5月に地元イギリスでUFCデビュー。グンナー・ネルソンの代役としていきなりランカーのニール・マグニーと対戦したが一方的な内容でKO負け。MMA14勝8敗。

こんなレベルの相手にもアンダードッグになっているサンチェス。

開始と同時にタックルで突っ込んだサンチェス。ホワイトはギロチンに捕らえるが、タックルで抱えあげてテイクダウン。インサイドからパウンドを落とすサンチェス。足をさばいてパスを狙ったがクローズドに入れたホワイト。パウンドを打ち込みながらハーフにすると足を抜いてサイドに。サイドで押さえ込みながらパウンド。ガードに戻したホワイトにまたパウンドを入れる。凌ぐので精一杯のホワイト。ホーン。

1Rサンチェス。10-8あってもおかしくない。

2R。ホワイトが距離を詰め顔面に膝を入れるが、サンチェスがシングルレッグでテイクダウン。下から蹴り上げるホワイトだがまたインサイドに入りパウンドを入れるサンチェス。蹴り離そうとするホワイトの足を潰してパウンドを入れる。蹴り上げを顔面にもらったが上をキープ。ホワイトの蹴り上げの足をさばいてパスした。ノースサウスになるがまた足を絡めてガードに戻す。しかしまたパスするとパウンド。ホーン。

2Rは10-8までの差はないがやはりサンチェス。

3R。パンチで出ていくホワイト。スリップ気味にダウンしたサンチェスだがすぐにタックルで上になる。インサイドから肘。パウンドを落としながらパスを狙う。サイドで抑え込んだ。ケージを蹴って返そうとするホワイト。返せないが体勢を変えてガードに戻した。しかし肘・肩パンチを入れるサンチェス。ホワイト下から蹴り上げ連打するがサンチェスが上をキープ。肘。タイムアップ。

三者30-27でサンチェス勝利。

ベテランサンチェスが頑張った試合。ホワイトのテイクダウンディフェンスの下手さに救われた面もあるが、15分間ノンストップで攻め続けた。