格闘技徒然草

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UFC228:第9試合・アブドゥル・ラザク vs. ニコ・プライス

ウェルター級。

柔道バックボーンで国際大会でも入賞経験のある「ジュードー・サンダー」ことラザク。フィジカルを活かした雑だがパワフルな打撃で、スプリット判定負けしたオマリー・アクメドフ戦以外はすべて1RKO勝ち。サバウ・ホマシ戦では1RKOしたものの、レフェリーのストップが早すぎるということで翌月即再戦が組まれ、そこでも1RKOしている。しかし身体能力に頼った雑な試合ぶりと、アクメドフ戦でのスタミナの無さ・33歳という年齢からどこまで勝ち上がれるかは微妙。

ニコ・プライスもキャリアでは1敗のみ。UFCでの6戦では敗れた試合以外すべてフィニッシュしている。前回はグラウンドで下になったが、足で相手の頭を固定し、アゴに鉄槌連打を入れて失神させるというアメージングなフィニッシュでパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得している。

間合いを詰めたラザクに右を入れたプライス。しかしすぐまたプレスしていくラザク。左右のパンチを振り回すと右がヒット!組み付こうとしたプライスを引き剥がしパンチを振り回す。プライス打ち返すが、バランスを崩し倒れ立ち上がったところにアゴを撃ち抜かれダウン!KO!

ラザクの勝ちパターン。上位で戦えるかは、これを凌がれた時にどこまでやれるかだが。