格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN136:第6試合・ルスタン・ハビロフ vs. ケイジャン・ジョンソン

ライト級。

ジャーマンKOでの衝撃的なUFCデビューからもうすぐ7年。4戦目でメインに抜擢されベンヘンに一本負けすると次戦も敗れ連敗。そこから5連勝したが、未だにランク外でランカーとの対戦チャンスも与えられず。5連勝がすべて判定で、テイクダウンは強いが地味というのもあるだろう。コンバットサンボとパンクレイションの世界王者。

もともとハビロフ vs. ジョンソン戦は3月に組まれていたが、その時はハビロフが負傷欠場。ジョンソンは代役のスティービー・レイに勝って4連勝したものの、左右にステップして距離を取って逃げ続け、相手が追いかけてきたところに打撃を入れるというファイトスタイルで物議を醸した。日本だったら即イエローカードものだし、格闘技としてどうなのか疑問。が、前戦はイスラム・マカチェフに組み付かれテイクダウン→マウント→腕十字で一本負けし連勝ストップ。

間合いを詰めていくハビロフ。今日はサイドステップしないジョンソン。ジャブからロー。右をヒットさせたジョンソン。間合いを詰めるハビロフにサイドキック。ハビロフ右ボディ。プレスしてじわじわ下がらせるがジョンソンは蹴りをヒットさせる。パンチで出るハビロフ。サイドステップではないが下がり気味のジョンソン。しかし下がりながらも時々打撃を入れているので手数ではジョンソン。ハビロフがプレスするとジョンソンサイドステップ開始。間合いを詰めるハビロフだが手を出すところまで行かない。ハビロフのスピンキックは空振り。ジョンソン左ハイ。ホーン。

1Rジョンソン。

2R。ジョンソンは距離を取りつつ蹴りでヒット数を稼ぐ。タックルにも入らせない。ハビロフが追いかけてパンチを出すが空振り。ハビロフまた出てワンツー。シングルレッグ。堪えたジョンソン。追いかけて肘を入れるハビロフ。また蹴りで手数を稼ぐジョンソン。ちょっと距離が近くなったところでハビロフタックル。シングルレッグで倒した。ジョンソンしたから足を絡めて50/50ガード。ハビロフ立って外す。ジョンソンが三角を仕掛けたが外してパスを狙う。ジョンソンオモプラッタ。外れてガードに。下からホールディング。ハビロフ密着したままパウンド。ケージを蹴って腕十字の体勢を狙ったジョンソンだがハビロフ防いでパウンド。また腕十字を狙うとハビロフ立ってスクート。見合い。ホーン。

2Rハビロフ。

3R。ジョンソン手数を増やしてきた。遠い間合いから蹴り。ハビロフが出ようとするとすぐに距離を外す。ハビロフ手が出てない。狙っているのか出せないのか。パンチを出したがやはり距離を取られかわされる。間合いを詰めていくとジョンソンサイドステップ。肘を狙ったハビロフにカウンターの膝を入れるジョンソン。ハビロフタックル。倒したが、すぐに足で跳ね上げて立つとボディに膝を入れる。ハビロフシングルレッグ。倒せず。離し際にバック肘を出したが空振り。残り1分半でハビロフタックル。テイクダウン。ジョンソンまた下からホールディング。ハビロフは密着したままパウンド。三角は胸を張って外す。足関を狙うジョンソン。タイムアップ。

29-28ハビロフ、29-28ジョンソン、29-28ハビロフ。スプリットでハビロフ勝利。

メディアのスコアはほぼ29-28ジョンソン。

Rustam Khabilov def.  Kajan Johnson :: UFC Fight Night 136 :: MMA Decisions