格闘技徒然草

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UFN137:第6試合・アウグスト・サカイ vs. チェイス・シャーマン

ヘビー級。

サカイはBellatorで4連勝し、5戦目はドロー。6戦目でメインカードに昇格し、シーク・コンゴと対戦するもスプリット判定負けでMMA初黒星。ここでBellatorとの契約が切れ、先月ブラジル版コンテンダーシリーズで快勝しUFC参戦を決めた。ローカルでの戦績は全試合KO勝利だが、Bellatorでは半分の3試合が判定決着。

シャーマンも打撃が得意で11勝中10KO。しかしUFC戦績はここまで2勝4敗。豪快にKOするか、グダグダな泥試合になるかの典型的なメガトンファイター。

腹回りがだぶつき気味のサカイ。ヘビー級とはいえ、あのだらしない腹はあまり見栄えが良くない。両者打撃戦。サカイが左右のフックで出る。シャーマンはワンツーからミドル。前に出ていくサカイ。右がヒット。出てくるところに肘を入れたシャーマン。残りわずかでケージに詰めたシャーマンが肘からワンツーを入れる。ホーン。

僅差のラウンド。手数は五分。

2R。なおも打撃戦。サカイがワンツーをヒットさせるとクリンチアッパー連打。ケージに押し込んで防いだシャーマンだが離れる。両者もう疲れが見え始めてる。ヘビー級の殴り合いのはずだがKOの気配がない。ホーンと同時にケージに突っ伏すシャーマン。

2Rはややサカイ。

3R両者動きは落ちているがサカイがパンチ連打をヒットさせる。しかしラッシュで与えたダメージより、それで消耗したスタミナの方が多いようにも見える。ケージに押し込んでの膝。シャーマン効いたか。サカイ膝連打で攻める。シャーマンはあえて頭で受けてるようにも見えるが、もらって一方的に。足をかけられ倒された。もう寝た体勢から動けないシャーマン。サイドから殴るサカイ。ディフェンスもなく耐えているだけのシャーマン。止めてもいいと思うがレフェリースルー。体勢を変えてまたパウンドを入れるとレフェリー止めた。

最後の膝連打はどちらかと言えばボディに入ったのが効いていた模様。サカイは気が付かずに頭部に入れていたが。