格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN137:ボーナス発表/総評

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:シャーウス・オリヴェイラアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ

ファイト・オブ・ザ・ナイト:アゴ・サントス vs. エリク・アンダース

やはりブラジル勢が強かったブラジル大会。

42歳のホジェリオはKOでボーナス獲得。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(KO・オブ・ザ・ナイト)は9年前のUFCデビュー戦以来。未だに倒せるパンチを持っているのがすごい。禁止薬物の陽性反応(後に故意ではないことが判明)したことによりランク外になったが、それまではランカーだった。これでまたランクインする可能性もあるが、さすがにタイトル戦線は厳しいだろうから、ランク外でそれなりの相手とキャリアの残りの試合をこなせたら良さそう。ショーグンとの元PRIDE対決あたりはどうか。

メインはやはりアンダースのコンディションが万全ではないように見えた。それでも決して盛り上げ役に終わることはなく勝ちに行っていた。これでミドル級での再戦は意味がないだろうが、アンダースも次は本来の階級でそこそこのカードを組んでやってほしい。

ブラジル勢の中で唯一残念だったのが元バンタム級王者のバラォン。減量は厳しくても、今までオーバーしたことはなかっただけに、今回の大幅オーバーはそもそも負傷や体調不良などがあったのかもしれないが、2R以降急激に失速。最初の動きを見る限りはもう現役続行が無理という感じではなかったが、少なくともUFCでは活躍の場はなさそう…。