格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

RIZIN.13:予想と展望

第13試合 キックボクシング特別ルール:3分3R/延長1R(58.0kg)
那須川天心 vs. 堀口恭司

この試合についてはメイウェザー vs. マクレガーを見た時の感想とほぼ同じになりそう。

yunta.hatenablog.com

メイウェザーの時も「MMAファイターはボクサーとはリズムが違うから通用する」という意見があった。天心にとってはキックボクサーと動きが違うので多少やりづらい部分はあるだろうが、その程度でそのジャンルの最強の一人が負けるようなら、これまで天心に負けてきた選手は全員引退したほうがいいことになると思う。

中堅クラスならともかく、デビュー戦でキックでほぼ敵なしの天心が相手なら勝負として成立しない。まあ、2戦目で天心とやるよりは、1戦目にやる方が勝つ可能性は高いか。それも誤差のレベルではあるが。

堀口はMMAの試合する方が見たいし、天心はちゃんとしたムエタイのトップ選手とやる方が見たいので、すっきり決着して再戦が組まれないような終わり方になってほしい。

天心判定勝ち。

第12試合 女子MMAルール:5分3R(49.0kg)
アンディ・ウィン vs. 山本美憂

前回の石岡戦では打撃に成長が見えた山本。ウィンは下からの極め以外に怖い武器はない。山本が打撃でリードしての判定勝ち。

第11試合 MMAルール:1R10分/2R5分(110.0kg)※肘あり
ミルコ・クロコップ vs. ロッキー・マルティネス

膝の靭帯断裂による手術から4ヶ月での復帰は通常ありえない。年内復帰すら難しいという話だったはずなのに。万全ならマルティネスは怖い相手ではないが、回復の程度が不明。マルティネスはミルコ相手に打撃で打ち合うということはないだろうし、バンナ戦同様テイクダウンから勝負に行くはず。負傷の度合いによっては踏ん張れずに下になりマルティネスの押さえ込みにやられるかもしれない。ミルコKO勝ち。

第10試合 MMAルール:1R10分/2R5分(93.0kg)※肘あり
イリー・プロハースカ vs. ジェイク・ヒューン

毎回ライトヘビーあたりのカードを入れてきているRIZIN。今のところ次に繋がる感じがないがどうなのか。ヒューンもわざわざ呼ぶほどの選手でもない。プロハースカKO勝ち。

第9試合 MMAルール:5分3R(66.0kg)
朝倉未来 vs. カルシャガ・ダウトベック

Alash PrideやACBなどで経験を積んでいるダウトベック。ほとんどの試合が短時間でのKO勝ちだが、相手のレベルが不明。朝倉KO勝ち。

第8試合 MMAルール:5分3R(70.0kg)※肘あり
ダロン・クルックシャンク vs. ディエゴ・ブランダオン

ライト級での外国人対決。できればそれぞれ日本人との対戦が見たかったが。ローカルにはもう呼ぶような選手はいないか。ブランダオンKO勝ち。

第6試合 MMA特別ルール:3分3R(無差別級)
大砂嵐 vs. ボブ・サップ

いつものサップよりは頑張ると思うが、いずれにせよ大砂嵐勝利。

第5試合 MMAルール:5分3R(53.0kg)※肘あり
砂辺光久 vs. 越智晴雄

大舞台が初めての越智。砂辺は2016年まで年2試合以上コンスタントにこなしていたのに、2017年はキックの試合のみ。しかし今年4月の防衛戦では室伏にスラムでKO勝ち。ここぞという時の爆発力がある。砂辺一本勝ち。

第4試合 MMAルール:5分3R(59.0kg)※肘あり
朝倉海 vs. トップノイ・タイガームエタイ

トップノイはまだキャリアが浅い。前回はグラウンドの実力は未知数のままだったが、朝倉がテイクダウンとの二択で攻めれば打撃でも優位に立つのでは。朝倉一本勝ち。

第3試合 女子MMAルール:5分3R(49.0kg)※肘あり
浜崎朱加 vs. 黒部三奈

RIZIN初戦はやや苦しんだ浜崎だが、日本人相手なら圧倒して勝たなければいけない。浜崎判定勝ち。

第2試合 キックボクシングルール:3分3R(59.0kg)
大雅 vs. 原口健飛

キックトーナメントに向けた前哨戦という触れ込みだったが、試合順的にも全く期待されていない扱い。メインよりもこの試合の内容次第でキックトーナメント自体がなくなる可能性もあるのでは。大雅判定勝ち。

第1試合 MMAルール:5分3R(57.0kg)※肘あり
中村優作 vs. マネル・ケイプ

中村優作とケイプがともにベスト階級で試合が組まれるとは思わなかった。ケイプはキャラもいいので今後も使われるだろう。一時は消滅しかけたRIZINフライ級が復活になるような激闘を期待。中村KO勝ち。

速報します。