女子バンタム級。ランズバーグはランキング12位。
ムエタイスウェーデン王者でプロでも48戦のキャリアがあるランズバーグ。UFCデビュー戦はいきなりメインでクリス・サイボーグとの140ポンドキャッチウェイトマッチという無茶な試合で、一方的にボコられKO負け。その後は本来のバンタムで2勝1敗。この後出てくるアスペン・ラッドのUFCデビュー戦では2RにパウンドラッシュでKO負けしている。
クニツカヤはInvictaバンタム級タイトルマッチでトーニャ・エヴィンガーにガードからの腕十字で一本勝ちしたものの、レフェリングミスにより無効試合になり、再戦ではチョークで一本負け。その後エヴィンガーがUFCでサイボーグと対戦するために返上したベルトを王座決定戦で獲得したが、今度はクニツカヤがUFCデビュー戦でフェザー級タイトルマッチでサイボーグと戦うことに。序盤テイクダウンは奪ったがパンチでダウンを繰り返しKO負け。今回からまたバンタムに戻す。
四つに組み付いたランズバーグ。クニツカヤが内股で投げてテイクダウン成功。ハーフ。ガードに戻すランズバーグ。パスを狙うクニツカヤ。ランズバーグ立つが、クニツカヤが投げでテイクダウンを狙う。首投げの体勢から首を抜いてバックに回ったランズバーグ。クニツカヤ正対するとまた投げてテイクダウン成功。サイド。肘を落とす。ホーン。
1Rクニツカヤ。
2R。蹴りを入れるクニツカヤ。ランズバーグ消耗している。クニツカヤがケージに押し込むと膝を入れていくがブレイク。ランズバーグパンチで出る。クニツカヤまた組んでケージに押し込んだ。ボディに膝。入れ替えようとするランズバーグだがクニツカヤが膝を入れ続ける。シングルレッグに。堪えるランズバーグ。尻餅をつくが、そこからバックを狙う。ホーン。
2Rも打撃のヒット数でクニツカヤ。
3R。打撃で出ていくランズバーグ。クニツカヤは下がって距離を取る右を打ち込んだランズバーグだがクニツカヤ組み付くとまたケージに押しくらまんじゅう。ボディに膝。フィジカル差があるのか入れ替えられないランズバーグ。シングルレッグに切り替えるクニツカヤ。膝をついたランズバーグのバックに回りパウンド。ランズバーグ立つがまた押し込まれた状態に。クニツカヤ離れてパンチを入れる。また組んで押し込む。自ら離れてパンチを入れたが、すぐまた組み付くクニツカヤ。投げを狙うが倒せない。レフェリーブレイク。残り1分。ランズバーグ出ていく。クニツカヤは距離を取るが、残りわずかで蹴りをキャッチしてテイクダウン。上からパウンド。タイムアップ。
判定三者フルマークでクニツカヤ勝利。フィジカルで押し込んでの勝利。危ない場面はなかったが会場は沸かなかった。