格闘技徒然草

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UFC229:第8試合・ミッシェレ・ウォーターソン vs. フェリス・ヘリッグ

女子ストロー級。ウォーターソン8位、ヘリッグ9位。

アメリカン・フリースタイル・カラテ黒帯のウォーターソンだが、試合では15勝中9の一本勝ちがあるグラップラー柔術は紫帯とのこと。ここまで3勝2敗。地上波大会のメインでペイジ・ヴァンザントに一本勝ちしたが、次の試合では現王者のナマユナスに一本負け。

ヘリッグはUFC5勝2敗。4連勝中だったが、カロリーナ・コバケビッチと対戦しスプリット判定負けで連勝ストップ。バックボーンはキックだが、キャリア14勝のうちKO勝ちは1試合のみ。

遠い間合いで牽制の蹴りを入れるウォーターソン。距離を取るウォーターソンに前に出て詰めていくヘリッグ。前に出てパンチ連打を打ち込んだヘリッグ。そのまま押し込んでダブルアンダーフック。ボディに膝。フィジカル差で抜け出せないウォーターソン。投げを狙ったヘリッグだがこらえた。しかしまた押し込むヘリッグ。最後に離れてミドルを打ち込む。ホーン。

1Rヘリッグ。

2R。また組んで押し込むヘリッグ。また押し込まれて膝を入れていく。ウォーターソンようやく入れ替えて脱出。ハイキックがヒット。組み付いてきたヘリッグをその勢いを利用して投げテイクダウン成功。ハーフ。肘を入れるウォーターソン。ヘリッグ下からホールディングするだけ。残り1分を切ってガードに戻す。ウォーターソンは密着したままパウンド。ケージ際で下から腕十字を狙ったヘリッグだがホーン。

2Rウォーターソン。

3R。ヘリッグまた押し込み。しかしパンチ連打を打ち込み離れる。ヘリッグが右を打ち込んでくるのをかいくぐってタックルに入るウォーターソンだが、投げ返してテイクダウンしたヘリッグ。ガードを取るウォーターソン。下から密着するヘリッグの頭部に肘。ウォーターソンがオモプラッタを仕掛けたが、腕を引き抜いて外したヘリッグ。またガードに戻るが展開なくブレイクがかかる。ウォーターソンシングルレッグ。しかし倒せず。ヘリッグまた押し込んだ。パンチを入れて離れる。ウォーターソンのタックルを受け止めるとボディに膝。離れた。ウォーターソンの前蹴りが顔面にヒット。またケージに押し込むヘリッグ。ウォーターソン抜け出したがホーン。

3Rが微妙。

30-26、29-28、30-27の3-0でウォーターソン勝利。

1R、ヘリッグの押し込みを評価しなかったジャッジが2人。それ以外の手数でもそれほど差はなかったが。3Rはテイクダウンしたが何もできなかったヘリッグより、下からの肘やスタンドで前蹴りをヒットさせたことが評価されてのウォーターソンか。

Michelle Waterson def.  Felice Herrig :: UFC 229 :: MMA Decisions

メディアのジャッジは30-27と29-28が半々。