格闘技徒然草

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UFC229:第10試合・オヴァンス・サン・プレー vs. ドミニク・レイエス

ライトヘビー級。OSP7位、レイエス12位。

UFC12勝のうち10フィニッシュのOSP。必殺のヴォンフルーチョークはさすがにもう相手が警戒するようになったか。イリル・ラティフィのスタンディングギロチンでまさかの一本負けを喫したが、前回はタイソン・ペドロ相手にダウンを喫したがテイクダウンして上になるとアームバーで逆転一本勝ち。

レイエスはまだ無敗でUFCデビューから3戦連続1Rフィニッシュ勝利。ローカル時代も判定になった1試合を除くとすべて1Rで勝利している。これが初のランカーとの対決。

ともにアメリカンフットボールからの転向組で身体能力が高い。二人ともNFLに入れずフットボールをあきらめてMMAに専念している。

蹴り合いでバランスを崩したOSP。すぐ立つ。サウスポーからオーソにスイッチしたOSPだが左ミドルをボディにもらう。右で飛び込んだレイエス。OSPタックル。受け止めたレイエスだがケージに押し込むOSP。シングルレッグに切り替えたが切られた。逆に押し込んでボディに膝を入れるレイエス。OSPがオーバーフック払腰で投げようとしたがまたこらえたレイエス。尻クラッチするOSPだがレイエスがブラウン肘の連打。投げてテイクダウンしたOSPだがレイエスすぐに立つ。なおもテイクダウンを狙うOSPにパンチを打ち込む。離れたレイエスがケージOSPを張り付けにしてパンチを打ち込む。ハイ。OSP効いてる。左ハイからパンチで出る。右フック。飛び込んでパンチを打ち込むレイエス。OSP打ち返すが下がってかわす。レイエスの打撃だけがヒットする展開に。ホーン。

1Rレイエス。判定勝ちした試合以来の2R目に。

2R。OSPパンチからタックルに。しかしケージでこらえて入れ替えたレイエス。テイクダウンを狙うが離れた。蹴りを入れるレイエス。OSPも出るが、OSPの攻撃は下がってかわされ、レイエスの攻撃をもらう展開が続く。しかしレイエスもフィニッシュを狙いには行かない。ホーン。

2Rレイエス

3R。このラウンドはOSPが出ていくが、レイエスのジャブや蹴りで止められる。レイエスは勝ち逃げ態勢か。前に出てきたOSPに左をヒットさせる。OSPがレイエスの蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙う。そのままケージに押し込むが、入れ替えたレイエス。OSP押し返して引き剥がした。残り90秒。出るOSPだがパンチをかわされ逆にレイエスのパンチをもらう。カーフキックをもらい効いたOSP。レイエス飛び込んで肘。OSPが目をカット。また蹴り。OSPが出てパンチを出すもかわされ、カウンターをもらう。残りわずかでレイエスの左フックパンチが入りOSPがダウン!倒れると同時にタイムアップ。

判定30-27×3でレイエス勝利。最後のダウンがあと5秒早ければKOだったが。