格闘技徒然草

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UFC229:セミファイナル・トニー・ファーガソン vs. アンソニー・ペティス

ライト級。元暫定王者ファーガソンは2位、元王者ペティスは8位。

ファーガソンはマクレガーの王座剥奪で正王者となり4月にヌルマゴ相手に防衛戦を行うはずがその前に負傷欠場してしまい、暫定王座が消滅してしまったため正王者になりそこねた。無冠になったが現在10連勝中。

ペティスはベンヘン・メレンデスを連続タップアウトした2013~2014年頃は神がかっていたが、RDAに判定負けしタイトルを失うとメレンデス・バルボーザにも連敗。フェザーに落としたがホロウェイに完敗。ライトに戻してもポイエーに完敗と、完全にトップグループとの間に差ができてしまった。しかし前回はマイケル・キエサ相手に久々にらしさを感じさせる試合内容で完勝した。

前に出ていくファーガソン。ペティス下がりながらカウンターのテンカオを入れる。ファーガソン前蹴り。リーチ差がありペティスの打撃が入る間合いになかなかならない。ファーガソン右フック。かわした。左ミドル。前蹴り。ペティスバックブローからパンチを打ち込む。ペティス距離を取り続けるがケージまで詰められる。ファーガソンがそこにパンチを打ち込むがペティスもカウンターを狙う。ファーガソンのアッパー、右がヒット。ケージを背に打ってこいとアピールするペティスだが、ファーガソンは冷静にロー。ペティスセンチャイキック。ガードされた。ペティスパンチで出たがジャブをもらい後退。ファーガソンがショータイムキックからパンチ連打を打ち込んだところでホーン。

1Rファーガソン

2R。打ち合いでペティスの右フックが入りファーガソンダウン!すぐ立って距離を取ろうとするファーガソンを追いかけてパンチを打ち込むペティス!ファーガソン前転して逃れようとするがペティス追いかけてバックからパウンド。ファーガソン立ち上がり引き込み。ガードに。下からホールドして凌ぐファーガソン。三角を狙うがペティスさばいた。ファーガソンが立ったところでペティスの両者のカットにドクターチェック。再開。ダメージは抜けてそうなファーガソン。出ていく。ケージに追い込むとボディブローを打ち込む。またショータイムキックを見せる。ケージを背にするペティスに肘。ラッシュ。左ボディから顔面を打つ。ペティスは打ち返すことで凌ぐ。ハイリスク・ハイリターン。ファーガソンのパンチをかなりもらっている。動きが落ちてきたペティス。肘とパンチを打ち込んでいくファーガソン。ワンツーがヒット。ペティスギリギリ凌いでる。センチャイキックを無理やり狙ったが不発で引き込みに。ファーガソン鉄槌連打。しかしホーン。

2Rファーガソン。ペティス大チャンスからの大ピンチに。

ラウンドインターバル中にペティスが拳を骨折したためギブアップ。勝利に泣き崩れるファーガソン