格闘技徒然草

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Bellator207:メインカード第3試合:ロレンツ・ラーキン vs. イオン・パスク

ウェルター級トーナメントリザーブマッチ

UFCのラーキン、UFCではホルヘ・マスヴィダルとニール・マグニーに勝利し上位ランカーとなっていたが、契約交渉で望む金額が得られずBellator移籍。初戦でいきなりディエゴ・リマのタイトルに挑戦したが判定負け。2戦目はポール・デイリーにKO負け。3戦目の前回にようやく初勝利。

相手は同じく元UFCのエリック・シウバと対戦予定だったが直前で負傷欠場。代役として、ルーマニア人ファイターのイオン・パスクが出場。パスクはBellatorハンガリー大会でレスリングエリートのエド・ルースと対戦し判定負けしたのがBellator唯一の戦績。

背が低くがっしりとした体型のパスク。ラーキンがパンチを打ち込んでいくがパスクタックル。ケージで堪えるラーキン。離れた。前蹴り・パンチを入れるラーキンにまたタックルでケージに押し込むパスク。膝をボディに入れて離れたラーキン。ミドル。ワンツー。パスクタックルに入れないが打撃の手も出ない。シングルレッグに入った。軸足を払って倒そうとしたが倒せず。ゴング。

1Rラーキン。

2R。パンチを入れていくラーキン。ロー。手が出なくなったパスク。飛び膝。かわしてパンチを入れたパスク。パスク前に出た。ケージまで下がらせてタックルに行くが読まれていて止められる。ラーキンが入れ替えて押し込み。離れた。パスクパンチを振り回す。ラーキンのミドルをキャッチしたパスクだが、ラーキンが片足で耐えてパンチを入れるとちょっとぐらついた。すぐ立ってケージに押し込むパスクだが時間がない。ゴング。

2Rラーキン。

3R。パスク前に出ていく。タックルのフェイントからパンチ。ラーキンはやや受け身。スイッチしたラーキンがジャブを打ち込む。ローからワンツー。ジャブの弾幕で近づけさせないラーキン。ジャブから左アッパー。バックスピンキック。ラーキンのジャブに近づけなかったパスクだがタックルに。残り約半分のところでついにテイクダウン。ハーフから潜ろうとするラーキン。潜らせないがフルガードに戻す。パスク密着してパウンド。ハーフにして殴る。残り1分。こつこつパウンド。入っているがKOできる感じはない。立ち上がったパスクがパウンドを落とす。残りわずかでアキレス腱に。しぼっていくがラーキンに上を取られた。タイムアップ。

判定三者29-28でラーキン勝利。

危なげなかったが、相手が直前の出場で実績がないということを考えたらフィニッシュするか、3Rも落とさず勝ちたかったところでは。