2010年にTUFに出場したがUFCと契約できなかった元パンクラスフェザー級王者のアンティ・メインが北米メジャーデビュー。パンクラスではナム・ファンに勝ってタイトルを獲得したが、負傷で防衛期限が開くと、防衛戦せずにRoadFCの100万ドルトーナメントに参戦しタイトル剥奪。ライト級に上げたトーナメント予選ではアームバー・キムに敗れて本戦出場もできず。先月LFAで1年半ぶりの復帰戦を行い判定勝ちしたばかり。
相手のコラレスはBellator3勝3敗で、負けた相手はパトリシオ・ピットブル、ダニエル・ストラウス、エマニュエル・サンチェスと強豪ばかり。前回は元WSOF王者でDREAMで高谷に勝っているジョージ・カラカニヤンに勝利している。
長身だが細身のメインがジャブを入れながら前に出ていく。コラレスはローを入れていく。ローで足が流れるメイン。ボディストレート、ロー。メインは組み付きにいく様子を見せない。ジャブ、ワンツーで攻める。インローをかなりもらっているメイン。コラレスパンチにつなげる。メインの左フックがコラレスのアゴを捕らえたが、コラレスが前に出てきてパンチを打ち込む。ゴング。
1Rコラレス。メインは今のペースのままローをもらい続けると良くない。
2R。メインはやはり打撃戦。ジャブから左フック。しかしコラレスのパンチをもらいぐらつく。そしてロー。パンチ・ローで攻めるメインだがまったく組み付く気配がない。ようやくシングルレッグ。倒したが、動き続けて立つコラレス。メインのパンチもヒットしているがあまり効いた様子を見せないコラレス。コラレスが強打を打ち込む。ゴング。
2Rもコラレス。メインはテイクダウンを取れているのになぜ打撃勝負を続けてラウンドを落としているのか…。
3R。メインはフィニッシュが必要ということは理解しているのか?打撃勝負を続ける。左がクリーンヒットし首がのけぞるコラレスだが引かない。コラレス重いインロー。シングルレッグを狙ったメインだが切られる。コラレスの左をもらいメイン四つん這いにダウン!コラレスパウンド。KO。
もっとテイクダウン主体で攻めていたらどうだったのかという悔いが残る試合。