格闘技徒然草

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UFC230:第10試合・デイヴィッド・ブランチ vs. ジャレッド・キャノニア

ミドル級。

ブランチは本来ホナウド・ジャカレイとの試合が組まれていたが、ロックホールド欠場によりジャカレイがセミでワイドマンと対戦することになったため、17日のUFN140でアレッシオ・デ・キリコと組まれていたキャノニアとの対戦に。デ・キリコの代わりの試合は未定。

もともとUFCでは中堅ファイターだったブランチだが、リリース後に参戦したWSOFでは10戦全勝。ミドルとライトヘビーの2階級で同時に王者となり、岡見やPFLで100万ドルトーナメント決勝まで勝ち上がったヴィニシウス・マガリエスに勝利している。UFCでは元王者のロックホールドにはKO負けしたものの、前戦ではミドル級トップストライカーのチアゴ・サントスからパンチでダウンを奪ってのKO勝ちというまさかの展開を見せた。基本的には手堅く攻めるファイター。ニューヨーク在住。

キャノニアはUFCヘビー級で1勝1敗、ライトヘビー級で2勝3敗で、今回からミドル級に。ライトヘビーでは一応ランキング入りしていたこともある。打撃は強いものの、テイクダウンディフェンスが弱点で、倒された後の対処も良くない。前戦は売出し中のドミニク・レイエスに1RKO負け。

元ヘビー級の面影がまったくないシェイプされたキャノニア。

ブランチタックル。テイクダウン。立ったがまたすぐ倒された。バックからチョークを狙うがキャノニア反転し正対。パンチを入れて離れるキャノニア。ブランチまたタックル。倒した。座った状態でケージを背にするキャノニアからバックを狙う。バックから殴るブランチ。立って正対したキャノニア。離れる。打撃で出ていくキャノニア。ブランチもジャブを入れるが、出てきたところにタックル。尻もちまではつかせたが立たれる。キャノニアが離れてパンチで出る。連打がヒット。ブランチ後退。キャノニア追いかけるがブランチまたタックル。しかしテイクダウンできず。ホーン。

1Rブランチ。ブランチはキャノニアのスタンドレスリングが弱点と見たのかひたすらタックル狙い。しかしキャノニアの打撃が意外と強い。

2R。カーフキックを入れるキャノニア。ブランチタックルからパンチにつなげたが、キャノニアのパンチを貰いダウン!パウンド!頭を抱えたまま打たれるままのブランチを見てレフェリー止めた!

キャノニアがランカー相手にアップセット勝利。ニックネームはキラーゴリラだが、減量してゴリラ感はなくなったものの、パンチの重さは健在。