格闘技徒然草

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UFN140:第6試合・ミッシェル・プラゼレス vs. バルトス・ファビンスキ

ウェルター級。


ライト級で何度も体重オーバーをやらかしたプラゼレスは6連勝にもかかわらず、前回からウェルター級に転向。初戦はスプリット判定勝ち。フィジカルが武器だったが、階級上のウェルター級では武器が活かしきれないため、本人はまだライト級で戦いたいと思っていて落とせるように体重をキープしているそうだが、さすがにオーバーしすぎている。

ポーランドのファビンスキはUFC3戦全勝。7歳の時に元PRIDEファイターのパウエル・ナツラの元で柔道を始めた。UFC3戦で22回のテイクダウンを奪うテイクダウンマシーンで、TDDは100%とスタンドレスリングが強いが、テイクダウン後は抑え込むだけで3戦すべて判定勝ち。

左を打ち込んだプラゼレス。ケージ際まで下がったファビンスキに右フックを打ち込むとファビンスキダウン!パウンド連打!立ってしのごうとするファビンスキになおもパウンド連打。マウント。ケージを蹴って後転して立ったファビンスキだがプラゼレスはギロチン!そのまま後転してマウントで絞めるとファビンスキタップ!が、レフェリータップを見逃し。しばらくしてまたタップ。レフェリー止めた。

プラゼレス、急に決定力が増した。これでUFC10勝目だが、最初の5勝はすべて判定。その後の5勝は一本勝ちが3つ。

試合後にまたライト級復帰をダナ・ホワイトにリクエストするプラゼレス。たしかにウェルターでは体がだぶついているし身長が低すぎるが、4試合で3回も計量オーバーしていたら認めるべきではないだろう。ウェルター契約でも毎回ライト級まで落としてきっちり減量できることを証明するくらいじゃないと。