RIZIN 12.31 さいたまスーパーアリーナ:浅倉カンナ×浜崎朱加で初代女子スーパーアトム級王座決定戦。宮田和幸、引退試合はKIDの甥・山本アーセンと – BOUTREVIEW
初代RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)王座決定戦(肘有り) 5分3R
浅倉カンナ(パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント2017優勝)
浜崎朱加(AACC/元INVICTA世界アトム級(47.6kg)王者、元JEWELSストロー級(52kg)王者)
これまでトーナメント王者しかいなかったRIZINで初となるタイトル制定。浅倉は昨年末のトーナメントを制し、7月にはRENAとの再戦で判定ながら完勝。トーナメントを通じて実力が増していることを証明している。
浜崎はMMA15勝2敗で、負けた試合はストロー級での試合のみ。アトム級では負け無しで、世界最高峰のInvictaFCでタイトルも獲得している。RIZIN初戦では浅倉カンナを破っているアリーシャ・ガルシアと対戦し、苦戦しながらも判定勝ち。が、2戦目はDEEP JEWELS王者の黒部にボクシングで圧倒した上でチョークで一本勝ちし、世界最高峰の実力を見せた。
素直にトップ同士のカードを組んだ試合。タイミング的にもちょうどいい。
宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ 65kg契約(肘有り)5分3R
宮田和幸(BRAVE)
山本アーセン(KRAZY BEE)
宮田は前回のRIZIN.13で、わざわざ朝倉未来の試合後に出てきて引退の挨拶をしていたので、てっきり朝倉未来戦が決まっているのだと思っていた。アーセンはMMA2勝3敗。キャリアから言えば、もっと試合経験を積んだ方がいいところだが、今年はじめての試合となる。
42歳の宮田も2年ぶりの試合となるが、2年前のサワー戦の時は動きが良かった。
お互い試合の時にどれだけ動けるかがわからない部分もあるが、朝倉未来戦に比べれば、勝敗が読みにくい。が、基本的に引退試合はごく一部のトップ選手を除けば負けて終わるべきだと思う。これから続けていく選手がリベンジの機会もないまま永遠に格下と思われ続けるのは気の毒なので、アーセンに勝ってもらいたい。