格闘技徒然草

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UFN141:第3試合・ヤン・シャオナン vs. 近藤朱里

女子ストロー級

UFC2連勝のシャオナン。2試合ともほぼスタンドのみの展開で、倒すパンチはなかったが手数で判定勝ち。一度テイクダウンを奪われた時は、下からホールドするのみだった。

朱里は初戦は打撃戦となり、手数で上回りスプリット判定勝ちしたが、昨年5月のチリ大会ではポリアナ・ボテーリョにミドルを効かされたところに顔面にパンチを貰い、キック時代を通じて初のKO負け。MMA初黒星を喫した。これまでの相手とはレベルが違ったが、そのボテーリョも先週あっさりと一本負け。UFCのレベルの高さを痛感させられた。

先に手を出すシャオナン。朱里ちょっと下がる。右を入れたシャオナン。朱里も出て打ち返す。シャオナンのローにパンチを合わせる。間合いが詰まるとシャオナンがパンチを打ち込む。朱里も打ち返すが手数ではシャオナン。朱里前に出てプレッシャーを掛けていくが、先にシャオナンの打撃をもらってしまう展開が続く。ホーン。

1Rシャオナン。

2R。プレッシャーはかけるが手数が出ない朱里。シャオナンに先に打ち込まれる。首相撲から膝を打ち合う。離れた。間合いを詰めても手が出ない朱里。シャオナンが先に手を出すと打ち返してはいるが。右を入れた朱里。お互い大きなダメージはないので手数が重要になると思うがその部分で負けてる朱里。前には出ているが。ホーン。

2Rシャオナン。

3R。朱里相変わらず間合いは詰めるが手数で負けている。シャオナンは間合いが詰まると先に手を出し常に連打を入れている。前に出て追いかけるも先に打撃をもらう朱里。前に出てくる朱里に何度もバックブローを入れるシャオナン。タイムアップ。

判定三者フルマークでシャオナン勝利。

試合後ガッツポーズで勝利アピールをしていた朱里だが1ポイントも取れず。1Rを落としていたのに同じ展開を続けてしまった。展開を変えようという気がなかったのか、変えるだけの実力がなかったのか。