格闘技徒然草

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TUF28フィナーレ:第7試合・リック・グレン vs. ケビン・アギラー

フェザー級だったがグレンが2.5ポンドオーバー。

WSOFフェザー級王者だったグレン。UFCフェザー級ではここまで3勝1敗。バックボーンはボクシングで、前回はレスラーのデニス・バミューデスと対戦し、テイクダウンを何度も奪われたものの、そこから攻めさせずにスプリット判定勝ちした。

UFC初参戦となるアギラーは14勝1敗。LFAフェザー級王者。7月にコンテンダーシリーズに出場したものの、本来のフェザーではなくライトでの試合で、スプリット判定勝ちしたが、その時はUFCとの契約はならず。

もともとはアーノルド・アレン vs. ギルバート・メレンデスだったが、メレンデス負傷欠場によりグレン vs. アレンに。さらに2週間前にアレンも欠場となり、アギラーにチャンスが回ってきた。

左ハイを出していくグレン。アギラーは右ミドル。左を打ち込みちょっとぐらついたアギラー。パンチからタックルに入ったグレン。しかし引き剥がすアギラー。飛び込んだグレンだがアギラーのカウンターが入ったか、一瞬膝をついて後退。アギラー深追いはせず。接近して首相撲に捕らえるグレンのボディ・顔面にパンチを打ち込むアギラー。アギラー右ミドル。残り10秒でパンチから組み付き、離れ際に肘を入れたグレン。ホーン。

1Rは僅差。

2R。グレン組んでケージに押し込むも倒せず離れる。左を入れたグレン。組みに行くところにアギラーがアッパーを入れた。距離が詰まると組もうとするグレンを組み付かせないアギラー。組みに来たところにパンチを打ち込んだ。右がグレンの顔面を捕らえる。グレンプレスしてケージに押し込むが組めない。アギラーがパンチで引き剥がす。逆にアギラーが組んでボディロック。ホーン。

2Rアギラー。

3R。展開を変える必要があるグレン。1,2R同様プレスしてアギラーをケージに下がらせる。左がヒット。ケージに押し込み右の肘がヒット。もう一発。離れた。左ハイから左ストレートを打ち込む。グレンが手数を増やしてきた。左ミドル。左ミドルを出したがそこにアギラーのカウンターの右フックが入り、グレンダウン!パウンド連打!レフェリー止める機会を伺っているが、ハーフでなんとかしのごうとするグレン。亀になりバックマウント。回転して逃れようとするグレンだが上をキープするアギラー。残り1分。スクートからグレン立ってスタンドに。ダメージはあるが出ていくグレン。右の肘をもらい腰が落ちたアギラーだがタックルで凌ぐ。グレンが払い腰で投げようとする。タイムアップ。

三者フルマークでアギラー勝利。ジャッジのコール中に謎の勝利アピールをしていたグレンも勝者が告げられた瞬間に拍手して称える。

アギラーは3Rのダウンの後、パウンドをまとめていたらKOできたと思うのでもったいなかった。