格闘技徒然草

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UFN142:第2試合・廣田瑞人 vs. クリストス・ジアゴス

ライト級。

コール・ミラー相手にUFC初勝利を上げた廣田だが、ヴォルカノスキーには完敗、日本大会では計量失敗の末当日体調不良で欠場という失態。前回はライト級に上げて同じTUF(RTUJ)ウィナーのロス・ピアソンと対戦したが、パンチでぐらつかせる場面はあったものの、全体的に押されるままの展開で判定負け。正直、37歳と若くないし前回でもうリリースだと思っていた。

ギリシャアメリカ人のジアゴスは28歳。レスリングがバックボーンで、廣田と同じく一度UFCと契約したもののリリースされている。今年9月にUFCと再契約するが、シャーウス・オリヴェイラにいいところなく一本負け。再契約された理由も良くわからなかったので、連敗したらそのまま再リリースの可能性も。

打撃のプレッシャーを掛けていく廣田。ジアゴスちょっと下がり気味。ジャブを入れた廣田。ジャブで出たところにジアゴスのパンチをもらいぐらついた。ジアゴス前に出てラッシュ。廣田も打ち返す。凌いだ廣田。ジアゴススタンドで逆にプレスしてくる。そこからタックルに。切れずに倒された廣田。ガードからケージを使って立とうとするがジアゴスがパウンドを入れる。蹴って距離を作り立つことに成功。打撃戦からジアゴスまたタックル。倒された廣田。ガードからギロチン。しかし抜かれる。パウンドを落とされる廣田だが、草刈りで倒して立った。ホーン。

1Rジアゴス。廣田はもう落とせない。

2R。打撃戦からジアゴスタックル。廣田全く切れず倒される。パウンドを落としながらパスを狙う。廣田時間をかけてケージ際まで移動。立ったがもう2分しかない。ジアゴス離さずシングルレッグで倒した。廣田はクローズドガード。これでは立てない。パスされかけてようやく立とうとする廣田だががぶられる。振りほどいたが残り20秒。パンチ・膝で攻める廣田。ジアゴスけっこう疲れてる。ホーン。

2Rジアゴス。KOするしかないが、ジアゴスはもうタックルから逃げ切りすればいいだけなので非常に厳しくなった。

3R。口が半開きで疲れが見えるジアゴス。タックル。足を掴まれたが、際で上を取り返した廣田。サイドで抑え込むが、セコンドは「立て!フィニッシュできることを考えよう!」と指示。しかし押さえ込んだままの廣田、ケージを蹴って返されて下になる。半身になって立った廣田だがまたテイクダウンを許す。ケージを使って立とうとしているが、タックルで立たせないジアゴス。たったが押し込まれている。残り2分。なおもタックルに来るジアゴスをがぶる廣田。セコンドは離れて殴れという指示だが、廣田押さえ込んだまま。離して殴ったがすぐタックルに入られる。がぶった廣田。パウンドからバックマウント。マウントになり殴るが、ジアゴスはホールディングで凌ぐ。タイムアップ。

判定29-28、29-27、30-27の3-0でジアゴス勝利。

29-27とか30-27は意味不明だが、完敗。

アゴスはスタミナが切れていたが、3Rはしのげば勝てるので必死に組み付いてきた。KOしかない状態では厳しかった。1Rにカウンターでぐらついて、パンチを警戒しなければいけなくなったためか、タックルで簡単に倒されすぎた。