格闘技徒然草

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UFN142:第5試合・ウィルソン・ヘイス vs. ベン・ウェン

フライ級。ヘイス8位、ウェン10位。

3連勝でDJのタイトルに挑戦したヘイスだが、パウンドで削られ続けて3R腕十字で一本負け。さらにヘンリー・セフードにKO負け、ジョン・モラガに判定負けで3連敗中。テイクダウンの強い柔術家。

アメリカ国籍だがオーストラリア在住のウェンは今回まで6試合中5試合が地元オーストラリア・ニュージーランド。フィニッシュ率が低いと言われる軽量級にあって、18勝中判定はわずかに3回。負けた7試合もすべてフィニッシュされている。

廃止予定のフライ級の試合はすべてカットファイトという噂もあるが、この試合はどうなる?

タックルに入ったヘイス。倒されたウェンだがケージで立つ。バックを取っているヘイスだが、ウェン正対して離れた。右ミドルから左ストレートを放つウェン。ヘイスもジャブの連打で出て左を打ち込む。パンチからドンピシャのタイミングでタックルに入ったヘイス。尻餅をついたウェン。背中を向けてバックを取らせて立った。正対。なおもシングルレッグで倒すヘイスだが時間がない。ホーン。

1Rヘイス。

2R。パンチで出たヘイス。タックル。テイクダウン。すぐ背中を向けたウェン。ケージを背にしてバックマウントは取らせない。そこから立って正対するという1Rと同じパタン。離れた。ヘイスパンチで出るがウェンも打ち返す。組んで押し込んだヘイス。離れる。左をヒットさせたウェン。パンチで出てくるヘイスに肘を合わせる。ヘイスシングルレッグ。倒せず。離れた。カウンターのテンカオ。ヘイス間合いを詰めてパンチからタックルで押し込む。ダブルレッグで尻餅をつかせる。押さえ込まれずに立ったウェンだが残り30秒。ホーン。

2Rもヘイス。

3R。間合いを詰めてきたヘイスにパンチを打ち込むウェン。四つに組むヘイスだが引き剥がしたウェン。ワンツーから膝。ヘイスタックルで押し込む。ケージでこらえたウェンだが、尻クラッチして倒したヘイス。しかしケージで立って離れる。残り90秒。出てきたヘイスにカウンターを合わせていくウェン。ヘイスタックル。切れないウェンだがスイッチで返して立った。ヘイスのタックルを切って打撃を入れていくウェンだがタイムアップ。

三者フルマークでヘイス。テイクダウンを要所で奪い勝利した。