格闘技徒然草

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UFN142:セミファイナル・マウリシオ・ショーグン vs. タイソン・ペドロ

ライトヘビー級。ショーグン13位、ペドロ14位。メインと同じく、ブラジルの元王者 vs. 地元選手の構図。

夏前にはダニエル・コーミエから次期防衛戦の相手として指名されることもあったショーグンだが、アンソニー・スミスに秒殺KO負けすると、そういった雰囲気は完全消滅。37歳で、一気に引退の声がささやかれるように。UFCに来てからのKO負けは5回。激闘のダメージが蓄積してきている。

地元のペドロは27歳と若い。UFC3勝2敗で、負けた相手はイリル・ラティフィとオヴァンス・サン・プレー。ラティフィにはテイクダウンで塩漬けにされ、OSPにはパンチでダウンを奪ったのに、テイクダウンを取られると下になって何もできないままアームバーで一本負け。

腹回りが中年のショーグン。リーチ・身長でペドロが上回る。ペドロ飛び込んで右が入りぐらついたショーグンだが、追い打ちに来たペドロにショーグンのパンチがヒット。ペドロ組んだが離れた。ショーグンが間合いを詰めていく。ペドロ飛び込んでパンチを打ち込むが、ショーグンが左右のフックを合わせていく。ペドロのジャブがヒット。ワンツー。飛び込んだところにショーグンの右フックが入ったが、ペドロ前蹴りから右を打ち込む。ペドロのパンチでショーグンぐらついた。ペドロラッシュ。アッパーをもらったショーグン、ケージ際でディフェンスを固めて止まる。ラッシュするペドロだがショーグンなんとか凌いだ。ショーグンのパンチもヒットしているがペドロ引かない。四つに組んで投げの打ち合い。ペドロがスタンドでキムラを狙ったが、ショーグンがテイクダウンして外した。ホーン。

1Rペドロ。ファイティングスピリットは衰えていないショーグンだが、体がついていっているか。

2R。ショーグン出ていく。パンチから組み付いてボディロック。スタンドでバックに回った。足をかけて倒したショーグン。ペドロは桜庭ロックを狙う。ハーフからキムラスイープを狙ったが外れてショーグンがサイドに。押さえ込んだまま細かいパンチを入れるショーグン。レフェリーから攻めるように注意が飛ぶ。ペドロ残り1分で亀になり立つ。バックを取っているショーグン。膝を入れて投げた。ペドロ消耗した?わりと簡単に倒された。仰向けに倒してまたサイドを取るショーグン。ホーン。

2Rショーグン。

3R。ショーグン間合いを詰めていく。ペドロは疲れている?ショーグンの右が入ってペドロダウン!鉄槌連打!ペドロは腕でパンチを防いでいるだけ。パウンドラッシュが続く。レフェリー止めた!

ショーグン逆転勝利。ペドロは2Rに劣勢になり心が折れてしまったか。