格闘技徒然草

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UFC231:第6試合・ケイトリン・チューケイギアン vs. ジェシカ・アイ

女子フライ級。チューケイギアン3位、アイ9位。

UFC4勝1敗、フライ級では2戦全勝のチューケイギアン。長いリーチを活かしたアウトボクシングで、4勝すべて判定勝ち。

アイはバンタム級時代はUFC1勝5敗1NCと7試合で1勝しかできなかったが、フライ級転向後は同じく2連勝。年末にシジェラー・ユーバンクスと対戦予定だったが、ユーバンクスがUFC230での試合に変更となったため、アイの試合も変更に。手数で勝負するストライカー。

いつもどおり距離を取りアウトボクシングするチューケイギアン。間合いを詰めてパンチを入れていくアイ。手数が多いのはアイだが距離を取られかわされているものも多い。チューケイギアン右ハイ。最後にタックルを狙ったアイを潰すチューケイギアン。ホーン。

1R僅差だがチューケイギアンか。

2R。距離を詰めていくアイはそのまま組んでケージに押し込む。しかし引き剥がしたチューケイギアン。またアウトボクシング。アイが出ていってもバックステップしてヒットさせない。前に出て首相撲から膝を一発入れたアイ。しかし単発。2Rも手数は僅差のまま、アウトボクシングを続けるチューケイギアンと追いかけるアイの構図が変わらない。チューケイギアン、下がりながらパンチを打ち込み首がのけぞるアイ。しかし距離を詰めて連打をヒットさせる。ホーン。

2Rは1R以上に僅差。強いて言えばやはりチューケイギアン。

3R。距離を取り続けるチューケイギアン。判定では勝っているという自信があるのか。スイングしての右がヒットしたアイだが、そのまま組み付いてテイクダウンを狙い逆に下になる。バックを狙うチューケイギアン。肘を入れる。アイはシングルレッグをしかけて凌ぐ。チューケイギアンは立った。離れるアイ。サイドキックを入れるチューケイギアン。ワンツーから左ハイ。アイは間合いに入れない展開が続く。残りわずかでタックルで飛び込んだアイだが、チューケイギアンが投げで潰してパウンドを入れる。タイムアップ。

29-28アイ、29-28チューケイギアン、29-28アイ。スプリットでアイ勝利。

チューケイギアンは拍手で勝利を称える。

1,2Rどちらがとっていてもいい内容だったので、両者とも3Rはフィニッシュを狙うべきだと思ったがペースを変えず。判定ガチャに勝負を委ねた。