格闘技徒然草

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UFC231:第5試合・エリアス・テオドロウ vs. エリク・アンダース

ミドル級。地元のテオドロウは14位。

TUF NationsウィナーのテオドロウはUFC7勝2敗。負けた相手はチアゴ・サントスとブラッド・タヴァレス。戦績は悪くないが、あまり上位での試合は組まれていない。7勝のうち判定勝ちが5試合という地味さも原因か。バックボーンはキック。イケメンで、Invictaでのリングボーイや映画出演などもしている。

NFLのアンダースはアメフトを辞めた25歳からMMAに転向。無敗でUFCと契約し、元ライトヘビー級王者のLyotoと敵地ブラジルで対戦したがスプリット判定負け。9月には直前の代役としてチアゴ・サントスと階級上のライトヘビー級で対戦。直前にしては健闘はしたものの、打撃に終始圧されてKO負け。

間合いを詰めてケージに押し込んだアンダースを首相撲からの膝で引き剥がしたテオドロウ。距離を取りローを入れていく。アンダースが距離を詰めるとサークリングし詰めさせない。テオドロウが前に出たところでパンチを合わせるアンダース。テオドロウは距離を取り蹴りで攻める。右ミドル。サイドステップし続けるテオドロウ。アンダース距離を詰め組むが、脇をくぐってスタンドでバックに付いたテオドロウ。バックから膝を入れる。正対したアンダース。テオドロウ離れる。また出ていくアンダース。テオドロウはサイドステップで回り続け、距離が詰まるとテンカオを入れて離れる。パンチ連打で出たアンダース。テオドロウのミドルがヒット。ホーン。

1R手数でテオドロウ。

2R。アンダース距離を詰めると膝をボディに入れる。テオドロウは1R同様サークリング。しかしアンダースが間合いを詰めパンチをヒットさせる。さすがに動き続けてスピードが落ちてる?アンダースのミドルをキャッチしてこかしたがアンダースすぐ立った。プレスするアンダースにサイドステップを続けるテオドロウだが、パンチを貰うことが多くなった。左をもらってぐらついたテオドロウ。首相撲でしのごうとするがアンダースがパンチで引き剥がす。また離れてサークリングするテオドロウだがアンダースのパンチをもらう。ワンツーをもらった。膝。距離を取るところに左をもらいスリップ気味にダウン。すぐ立つがなおもパンチで攻めるアンダース。ホーン。

2Rアンダース。

3R。やはりサークリングするテオドロウ。距離を詰められパンチを貰う。ワンツーからミドルを出すがアンダースのパンチを貰った。テオドロウが前に出てパンチを出してもかわされ逆にパンチを打ち込まれる。疲れは見えるが手数を出していくテオドロウ。アンダースのミドルをキャッチしたが倒せず離した。残りわずかでアンダースがテオドロウの蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙うがタイムアップ。

判定29-28、28-29、29-28のスプリットでテオドロウ勝利。

1Rはサークリング殺法で優勢だったテオドロウだが、それを3R続けるスタミナはなかった模様。あんな戦法を3Rも見たくはないが。疲れていても3Rは手を出し続けてスプリットで判定をモノにした。