格闘技徒然草

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UFC231:第7試合・オリヴィエ・オウビン・メルシェ vs. ギルバート・バーンズ

ライト級。

TUFネイションズ準優勝のOAMことメルシェ。柔道バックボーンでTUF後は7勝2敗と、TUF決勝で負けたラプリス(5勝3敗)よりもいい成績を残している。ただ、ランカークラスへの勝利はなく、負けた相手はディエゴ・フェレイラとアレクサンダー・ヘルナンデス。7月のカナダ大会は地元勢で唯一のメインカード枠出場だったが、ランキング13位のヘルナンデスに接戦の末に判定負け。

柔術世界王者の“ドゥリーニョ”バーンズは最近打撃に目覚めて2連続KO勝ちしていたものの、前回はストライカーのダン・フッカー相手に打撃勝負をしてしまいKO負け。打撃に自信がついたのが裏目に出た。

間合いを詰めていくOAM。会場はチャントでOAMを後押し。ハイからワンツーを入れたが、ガードしたバーンズが打ち返す。バーンズシングルレッグ。ケージに押し込む。そこからまたシングルレッグに。持ち上げてテイクダウン成功。腰をホールドして立たせないようにするバーンズ。バックを狙おうとするが脇を差して回らせないOAM。正対して立つと離れる。前に出てパンチを打ち込んだOAMだが、バーンズの右をもらい仰向けにダウン!すかさずパスして鉄槌ラッシュするバーンズ。亀になるOAMからバックマウント。残り1分。ディフェンスに徹するOAM。チョークが取れないと見て腕十字を狙ったバーンズだが、入られる前にOAMが脱出。ホーン。

1Rバーンズ。

2R。OAMパンチで出る。ケージまで下がったバーンズ。パンチから組み付いたOAM。ケージに押し込むが離れる。ワンツーを入れるOAM。バーンズ右ミドル。またパンチで出ていくOAM。飛び込んできたところにバーンズの右がヒット。ミドルを入れたOAMだがバーンズのパンチでちょっとぐらつく。しかし手を出していくOAM。ケージに押し込んだが肘を入れて離れる。バーンズ出てきた。OAMがワンツーを入れるがバーンズレッグダイブ。切りきれないOAM。立って離れるOAMのバックを取ったバーンズがテイクダウン。サイド。が、ホーン。

2Rもバーンズ。しかし1R同様攻めが遅い。最後はせっかくテイクダウンを撮ったのに攻める時間がなかった。

3R。組んで押し込むOAM。バーンズ投げを狙う。こらえて離れたOAMにパンチ連打。バーンズシングルレッグ。ダブルレッグに切り替えてテイクダウン成功。ハーフ。パスするとOAMは亀になるが、バーンズ四の字バック。立ち上がるOAMの足を掴むとスエロフストレッチ。離したがバックマウントをキープ。バックからパウンドを入れチョークを狙うが、防いでいるOAM。残り30秒で股下から抜けて立ったOAM。打撃の打ち合い。タイムアップ。

判定30-27×2、29-28の3-0でバーンズ勝利。

OAMに入るラウンドあったか?バーンズが寝ても立っても優勢で勝利したが、フィニッシュできる相手だと思ったのでちょっと慎重すぎると思った。